更新日: 2024.03.13 その他暮らし

髪の長さが腰まである友人が「髪を売っておこづかいにしようかな」と言っていました。高値で売れるのでしょうか?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

髪の長さが腰まである友人が「髪を売っておこづかいにしようかな」と言っていました。高値で売れるのでしょうか?
日本には、かつて髪を売って生計を立てる人がいたことをご存じでしょうか?また現代でも、髪を売って換金できる場合があることをご存じでしょうか?
 
良質な髪は、用途としては、ウィッグなどとしてのニーズがあるため、需要があるのです。
 
今回の記事では、髪を売ってお金に換える場所や、その値段について紹介します。毛量の多い方やロングヘアの方は、髪を売っておこづかいにできるかもしれません。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

売買された髪の使用用途

売買された髪は、エクステやウィッグに加工されたり、美容師のカラーの練習のために使われたりします。また、人形の髪に使用されることもあるようです。
 

髪を売ることができる場所

髪を売ることができる場所として、以下の場所が挙げられます。
 

・ネットオークション
・髪買取業者

 
買い取りの値段はさまざまで、オークションであれば出品者が値段を設定したり、言い値で取り引きされたりしています。そのため、オークションでの買い取りの値段はさまざまです。安いものでは210円から、高いものは15万円ほどと、幅広い価格で取り引きされています。
 
また、髪の買取業者においては、買い取りする髪の長さとグラム数で値段が変化します。一例として、20センチ未満の髪の毛の買取価格の相場は、表1の通りです。
 
表1

重量 買取価格相場
50~99グラム 600円~
100~199グラム 800円~
200~299グラム 1200円~
300~399グラム 1500円~
400~499グラム 1800円~
500グラム以上 2100円~

※筆者作成
 
相場はあくまでも目安であり、買取額が相場以下になるケースも考えられます。
 
また買い取りの際には、年齢や髪質、ヘアカラーの経験の有無なども考慮して値段が変動するため、依頼する際には確認が必要です。さらに年齢制限を設けている場合や、男性の毛髪の買い取りを行っていない場合もあります。
 

どんな髪が高く売れる?

高く売れる髪の特徴としては、以下の要件が挙げられます。
 
・ヘアカラーやパーマをしていない髪
ヘアカラーをしている場合、髪の状態によっては減額になってしまう可能性もあります。また、パーマをしていると、買い取り自体ができない業者もあります。
 
・状態のよい髪
切れ毛、枝毛があると減額になる可能性があります。もし今後、髪を売りたいとお考えの場合には、日頃から髪のケアを入念に行うとよいでしょう。
 

髪を売ることはできるが、状態によって値段は変動する

伸ばした髪は、ネットオークションや髪の毛買取業者などを通して売ることができます。
 
ネットオークションは個人間の取り引きになるため、細かい要件はありませんが、髪の毛買取業者を利用する場合には、年齢制限や髪質による制限を設けている場合もあります。
 
さらに、買い取りの価格は髪の状態によっても左右されるため、高値での買い取りを希望される場合には、日頃のケアにも力を入れましょう。もし髪の買い取りを依頼するならば、各業者のホームページにある要件をよく確認することをおすすめします。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集