更新日: 2024.05.10 その他暮らし
祖父母から入学祝いに「10万円」もらった!「初孫だから」と多めにもらったのですが、お返しは「5万円」必要でしょうか…?
しかし、お祝いを受け取るとうれしい反面、お返しとして「どれぐらいの金額が良いのか」「何を渡せばいいのか」と悩む人も多いでしょう。そこで今回は、お祝いをもらった場合の適切なお返しについて紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
お返しは1/3~半分が目安
10万円のお祝いを受け取った場合、お返しで渡す物の金額は3~5万円程度が目安となります。お返しの金額や割合は明確に定められているわけではありませんが、いただいた金額の1/3~半分程度を目安にする人が多いようです。
できるかぎりお返しをしよう
お祝いを受け取っても、「せっかくもらったお金を半分返すのは不自然だ」と考える人もいるかもしれません。しかし、祖父母からのお祝いにはお金だけでなく孫を思う気持ちも込められています。その気持ちに答えるためにも、できるかぎりお返しをするのが良いでしょう。
ただし、経済的な余裕がない場合は気を使わせてしまう可能性がありますので、必ずお返しをしなければいけないというわけではありません。
「いらない」といわれた場合は要検討
祖父母など親しい間柄の場合には、「お返しはいらない」といってもらえることもあるでしょう。
その場合は、好意に甘えるのも良いでしょう。相手が形式張ったものではなく、孫に対して「おめでとう」という気持ちや慈しみの気持ちでお金を渡しているのであれば、ありがたく受け取って感謝の気持ちを丁寧に伝えましょう。
お返しに贈るなら何が良い?
入学祝いはできるかぎりお返しをしたいものですが、何を贈ればいいか迷う人もいるでしょう。お返しとしておすすめのアイテムを3つ紹介します。
タオルや洗剤など日用品
まずは、タオルや洗剤などの日用品がおすすめです。日用品ならば実用性が高いため、喜んでもらえるでしょう。
特に相手が普段から使っているメーカーのものを贈れば生活の足しにしてもらえるため、無駄がありません。日用品は予算に合わせて自由に選択できるため、選びやすいメリットもあります。
カタログギフト
「お返しに物を贈りたいけど何が好みかわからない」といった場合は、カタログギフトがおすすめです。カタログギフトであれば数千円~数万円まで予算に合わせて選択可能です。グルメに特化したものや雑貨に特化したものなど、さまざまなカタログギフトがあるため確認してみましょう。
なお、カタログギフトは百貨店や商業施設だけでなく、オンラインでも購入可能です。
お米やお酒
実用性を求める場合、お米やお酒もおすすめです。お米ならば毎日消費する人も多いため喜ばれるでしょう。またお祝い用であれば、ブランド米もおすすめです。さらにお酒が好きな祖父母の場合は、少し高いお酒や地元のお酒などのお返しも良いでしょう。
お金以外でできるお礼の仕方
お返しをしたい気持ちがあっても、予算の関係上難しいケースもあります。その場合は、お金を使わずにお礼をする方法も検討しましょう。
一緒に出掛ける
お返しがいらないといわれた場合やゆとりがない場合は、一緒にお出掛けする方法がおすすめです。食事に出掛けたりちょっとした買い物に出掛けるだけでも良いでしょう。遠方に住む祖父母の場合、一緒に過ごす時間を喜んでもらえる可能性もあります。
孫の写真をプレゼント
お孫さんの写真をプレゼントする方法もあります。近年はスマートフォンのアプリでアルバムを作成できるため、入学までのお子さんの写真をひとまとめにして贈るのも良いでしょう。
また写真と合わせて、手紙を添えるのもおすすめです。普段手紙は書かない人もぜひ挑戦してみましょう。手紙であれば、手元に長く残してもらえるメリットもあります。
お祝い返しは無理なく行おう
祖父母にとって、初孫の入学はとてもうれしいものです。そのため、おじいちゃんおばあちゃんの立場ではついつい張り切ってたくさんのお金を包むこともあるでしょう。
しかし、お祝いを贈る側は「お金を返してほしい」と思って贈るのではありません。おめでとうといった気持ちを込めてお金を贈っているため、お返しは無理のない範囲で感謝の気持ちを伝えましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー