更新日: 2024.05.21 その他暮らし
隣人からの「生協グループ注文」へのお誘いに迷ってます…辞めたくなっても「抜けにくい」でしょうか?
生協は個人で利用できることはもちろん、近隣住民と共同で利用するグループ注文も活用できます。
グループ注文にはメリットがある一方、デメリットもあるため、隣人に誘われたものの迷っているという方もいるでしょう。
そこで本記事では、生協のグループ注文のメリット・デメリットについて解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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生協のグループ注文のメリット
生協のグループ注文のメリットは以下の通りです。
・利用手数料がかからない
・グループの方との交流が生まれる
それぞれについて以下で詳しく解説します。
利用手数料がかからない
生協を個人で注文すると、注文金額によっては数百円/週の利用手数料がかかる場合がありますが、グループ注文では無料としているケースもあります。
グループ注文にすることで購入金額以外の費用がかからなくなるため、節約につながるでしょう。
ネットスーパーだと送料無料条件として〇〇円以上の購入などの条件がありますが、生協のグループ注文であればそういった制約はないケースが多いようです。
ただし、一回の注文が1万円以上など、利用手数料無料の条件を満たしている個人の方にとっては、メリットとはいえないかもしれません。
ご自身の地域の生協がいくらの注文から利用手数料が無料になるのかを再確認し、グループ注文に入るか否かを決めるとよいでしょう。
グループの方との交流が生まれる
グループ注文に加入すると、そのグループの方との交流が生まれやすくなるのもメリットといえるでしょう。
グループ注文では、指定の場所に複数人の方の購入商品をまとめて届ける仕組みであるため、グループの方が一カ所に集まるきっかけができます。
その際、楽しく雑談したり、気になることを聞いてみたりなど、会話しやすい環境ができるのです。
引っ越ししたばかりで知り合いがいない場合や、近所の方との交流を重要視する場合は、グループ注文の利用を検討するとよいでしょう。
生協のグループ注文のデメリット
生協のグループ注文のデメリットは以下の通りです。
・届いた商品を仕分けするなどの手間が発生する
・グループの人数が少ない場合に辞めたくなっても抜けにくい
それぞれについて以下で詳しく解説します。
届いた商品を仕分けするなどの手間が発生する
グループ注文で届いた商品は、基本的に自分たちで仕分けするのがルールとなっています。
個人別に商品が分類されて届くわけではないため、仕分けの手間が発生するのはデメリットといえるでしょう。
また、グループの方が仕事などで取りに来られない場合は、一時的に誰かが預からなければならないケースもあります。
コミュニケーションのきっかけになると考えられる方であれば問題ありませんが、手間と感じてしまう方にはデメリットといえるかもしれません。
グループの人数が少ない場合に辞めたくなっても抜けにくい
生協のグループ注文は、基本的に3人以上の「班」を作ることが条件とされています。
仮に、そのグループが3人しかいなかった場合、1人が辞めてしまうとグループ注文ができなくなり、人によってはこれまでと同じ量の注文でも利用手数料が発生してしまう可能性が出てきます。
このような可能性があるため、自分が生協を辞めたくても辞めにくくなってしまうことが考えられるでしょう。
そのため、グループの人数が多いか、いつ辞めてもよいルールになっているかなど、抜けやすい環境ができているかを確認してから加入するのがおすすめです。
メリット・デメリットを把握して、加入するか否かを決めましょう
生協のグループ注文を利用すると、利用手数料が無料になるなどのメリットが得られます。
しかし、個人では必要なかった仕分けなどの手間が発生したり、状況によってはグループから抜けにくくなったりといったデメリットも考えられます。
ご自身がどのメリット・デメリットを重要視するかで判断が変わるため、よく検討して加入するか否かを決めるのがよいでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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