更新日: 2024.05.23 その他暮らし

結婚式に「夫婦+小学生の子ども1人」で招待されましたが、ご祝儀は「5万円」で大丈夫ですか? 子どもはまだ小さいので、数に入れなくて問題ないですよね…?

結婚式に「夫婦+小学生の子ども1人」で招待されましたが、ご祝儀は「5万円」で大丈夫ですか? 子どもはまだ小さいので、数に入れなくて問題ないですよね…?
大切な家族や友人に祝福され、幸せな気持ちに包まれる結婚式。そんな節目を迎える友人の結婚式に、小さい子どもを含む家族3人で招待を受けた場合、ご祝儀はいくら包めばいいのかと悩む人もいるかもしれません。
 
そこで本記事では、夫婦2人と小学生の子ども1人の計3人が友人の結婚式に招待された場合のご祝儀の相場や、結婚式にかかる1人あたりの費用相場について解説します。また、どうしても相場とされるご祝儀が用意できないときの対処法についても解説します。結婚式に参加する予定のある人はぜひ最後までご覧ください。
FINANCIAL FIELD編集部

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友人の結婚式に夫婦+小さい子ども1人を招待されたときのご祝儀の相場は?

結婚式に夫婦で出席する場合のご祝儀は5万円を包むのが一般的といわれています。しかし、まだ小さいとはいえ子どもも含め3人で招待された場合でも5万円のご祝儀でいいのでしょうか。
 
結婚情報サイト「ゼクシィ」の『【結婚式のご祝儀】まるっとマニュアル』によると、小学生までの子どもであれば、夫婦のご祝儀5万円にプラスして1人あたり5000~1万円を包むのが理想とされています。
 
小さい子どもが出席する場合には、ホスト側が子ども用の食事プレートを用意してくれることが多いでしょう。お子さまプレートの相場は、小学生までの子どもなら約「5000~1万円」と考えられ、ご祝儀5万円だけだと新郎新婦の負担が大きくなる可能性が高くなります。小さい子どもも招待された場合は、5000円~1万円を上乗せして包むのがベストといえます。
 
子どもがまだ赤ちゃんの場合には、食事代がないため5万円でいいのではないかと思うかもしれません。しかし新郎新婦が赤ちゃん用にベビーベッドや授乳室を手配してくれているケースもあるため、夫婦2人分のご祝儀に上乗せした金額を包むほうが無難です。
 

結婚式の1人あたりの平均費用とは?

実際に結婚式には1人あたりどのくらいの費用がかかっているのか、気になる人もいるでしょう。リクルートが2023年に行った「ゼクシィ結婚トレンド調査2023 首都圏版」によると、首都圏の結婚式で1人あたりにかかる平均費用の平均は図表1の通りです。
 
図表1

費用項目 ゲスト1人あたりの平均額
料理・飲み物費用 2万2000円
引出物 5800円

株式会社リクルート ゼクシィ結婚トレンド調査2023 首都圏を基に筆者作成
 
料理・飲み物と引出物にかかる費用を合計すると2万7800円となり、ご祝儀の平均額である3万円のご祝儀とほぼ同じくらいの金額になります。さらに、ゲストを迎えるための式場の飾りつけ、メニュー表や席次表、プチギフトなどの費用も考慮すると、ホスト側には3万円以上のおもてなし費用がかかっているといえるでしょう。
 

ご祝儀がどうしても少なくなってしまう場合の対処法とは?

夫婦と小さい子どもが結婚式に参加する場合は、5万円以上のご祝儀を渡すことが好ましいとされるため負担が大きいと思う人もいるかもしれません。相場とされるご祝儀が用意できない場合の対処法として、出席者を夫婦どちらか1名にすることでご祝儀の金額を抑えるという方法があります。
 
しかしせっかく招待してもらったからには、全員で出席したいと思う人も多いでしょう。その場合は、参加したいがご祝儀が少なくなってしまうことを事前に新郎新婦に相談してみましょう。
 
事前に相談しておくことで新郎新婦から「少なかった」と不満を持たれ、関係性が崩れるということが避けられます。相談のうえ、新郎新婦がそれでも参加してほしいと言ってくれた場合には、後日お祝いの品を送ったり、食事をごちそうしたりして2人の門出を精一杯お祝いしましょう。
 

夫婦と小さい子ども1人で参加する場合は「5万円」プラス「5000~1万円」が理想

夫婦と小さい子ども1人の計3人で結婚式に参加する場合は、夫婦参加の相場である「5万円」にプラス「5000~1万円程度を上乗せ」して渡すことが望ましいといえます。
 
ご祝儀の相場を理解したうえで、どうしてもご祝儀が不足してしまう場合には「夫婦のどちらかが参加する」「ご祝儀が少ない旨を新郎新婦に事前に相談する」といった方法を検討してみましょう。
 

出典

株式会社リクルート ゼクシィ 結婚式に“夫婦で”出席! ご祝儀の金額&ご祝儀袋の書き方はどうする?
株式会社リクルート ゼクシィ結婚トレンド調査 2023 首都圏版
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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