更新日: 2024.05.24 その他暮らし
妻が節約のために毎日作ってくれるお弁当。ありがたいけど「ワンパターン」なのは我が家だけ…?
そこで今回は、手作りのお弁当を作る際に重視していることやお弁当作りの悩みについて説明します。さらに、お弁当を手作りすることでどのくらい節約できるのかも併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
手作り弁当では「時短」「安さ」を重視している人が多い
株式会社ニチレイフーズが行った「全国お弁当事情に関する調査2024」によると、「手作り弁当で工夫していること」の上位は以下の通りです。
・短時間で作れる:32.5%
・簡単に作れる:32.0%
・安く仕上げる:29.1%
・無理をしない範囲で作る:27.8%
短時間で簡単に安く仕上げることを意識しているようです。また「重要視していること」のアンケートでは、「短時間で作れる」が16.6%、「安く仕上げる」は16.9%と、ほぼ同程度の割合の回答が得られました。
こちらでも、同様に短時間で安く仕上げることを重要視していると考えられます。以上の結果から、お弁当作りのポイントは「時間をかけずに安くお弁当を作る」といえるでしょう。
半数以上が「ワンパターン」で悩んでいる
時短や節約に効果が期待できる手作り弁当ですが、人によっては悩みを抱えている方もいるようです。株式会社ベストアクティが行った「お弁当作りで悩んでいることについてのアンケート」について、表1にまとめました。
表1
質問項目 | 人数 |
---|---|
メニューがワンパターン | 47 |
見た目・彩り | 12 |
メニューを考えること | 11 |
早起きがつらい | 9 |
食中毒など衛生面 | 8 |
手際よく作れない | 4 |
詰め方 | 3 |
栄養バランス | 3 |
汁漏れ | 3 |
※株式会社ベストアクティ「お弁当作りで悩んでいることについてのアンケート」を基に筆者作成
「メニューがワンパターンであること」が半数近くとなっています。お弁当の見た目や彩りを気にしたり、栄養バランスを意識したメニューを考えたりすることが悩みのもとのようです。
時短で簡単に作れるものとなるとメニューが限られてしまい、飽きてしまうとの声も聞かれました。節約のためといえど、モチベーションが下がってしまってはお弁当作りを継続することが難しくなってしまうかもしれません。
ワンパターンを回避するには、以下の方法がおすすめです。
・おにぎりは具材を変えたりまぜご飯にしたりしてバリエーションを増やす
・同じ食材でも味付けを変える
・同じ食材でも調理方法を変える
付け合わせの野菜を変えたり、味付けを変えたりするだけでもワンパターンにならず済むでしょう。同じ食材でも、ゆで・炒め・蒸しなど調理方法を変えるのも効果的です。
お弁当を手作りすることでどの程度の節約が期待できるのか?
お弁当作りに対する工夫や悩みが分かったところで、実際どのくらい節約できるのかを見てみましょう。
株式会社ニチレイフーズの同調査によると、手作り弁当にかける費用は、1食当たり平均222.3円とのことです。コンビニやスーパーで500円ほどのお弁当を一つ購入するよりも、半分程度の出費で済みます。
週に5日(月に20日と仮定)コンビニで500円のお弁当を購入した場合と、材料費230円でお弁当を作った場合、それぞれの月当たりの昼食代は以下の通りです。
・毎日500円のコンビニ弁当:1万円
・毎日手作り弁当(材料費230円):4600円
上記の差額は、5400円になります。毎日1000円ほどのランチを食べに行く方であれば、さらに節約できるかもしれません。
手作り弁当で飽きてしまうという方は、週に1回はコンビニ弁当の日を設けてもいいでしょう。週に4日は手作り弁当、1回はコンビニ弁当にした場合、ひと月の昼食代はおよそ5680円です。
毎日コンビニ弁当にするよりも4320円節約できます。ただし、お弁当に入れるものによって材料費が異なりますので、あくまで仮定での計算になります。
お弁当作りでワンパターンに悩む方は半数ほど。手作りすれば約5000円節約できるかも
手作りのお弁当は節約以外にも、時短が重要視されていることが分かりました。一方で、メニューのワンパターン化や彩りを気にする声も。
お弁当を手作りすることで、500円ほどのお弁当を買うよりも月に約5000円節約できる可能性もあります。食費を節約したいけれどワンパターンで悩んでいるという方は、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてください。
出典
株式会社ニチレイフーズ 全国お弁当事情に関する調査2024
株式会社ベストアクティ お弁当作りで悩んでいることについてのアンケート(PRTIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー