更新日: 2024.05.28 その他暮らし

40代になり「プチプラ服」が似合わなくなってきました。手取りは「20万円」から変わらないのですが、やはり「高い服」を着るべきでしょうか…?

40代になり「プチプラ服」が似合わなくなってきました。手取りは「20万円」から変わらないのですが、やはり「高い服」を着るべきでしょうか…?
40代になると、これまでと比べるとライフスタイルや体調面で変化があったという人も多いのではないでしょうか。
 
また、子育てや家のローンなど出費が多くなるのもこの世代です。洋服代は抑えたいけれど、これまで通りの「プチプラ服」がなぜか似合わなくなったように感じて、不安な気持ちになる人もいるかもしれません。
 
本記事では、一般的な洋服にかける費用と、高い価格帯の服を手軽に入手する方法、40代のプチプラ服の着こなしのポイントについて解説します。
根本由佳

執筆者:根本由佳(ねもと ゆか)

FP2級、中小企業診断士

みんなが服1着にかける費用は?

楽天インサイトの「ファッションに関する調査」によると、自分でファッションアイテムを購入する場合の1着当たりの平均額は、トップスが4437円、ボトムスは6148円、インナーは2677円、アウターは1万4887円、靴は1万332円でした。20代・30代・40代の全アイテムにおいて、女性より男性のほうが金額は高いのが特徴です。
 
また40代の場合、男性はインナー以外のアイテムすべてで20・30代より高く、逆に女性は全アイテムのうちアウターのみが高いという結果でした。
 

高めの価格帯の服を安く手に入れる方法は?

続いて、高い服を安価で手に入れる方法を挙げていきます。
 

古着を買う

昨今、古着は世界的なブームとなっています。古着専門店は2021年頃から店舗が急増しており、メルカリなどフリマアプリでの古着の売買も頻繁に行われています。
 
古着のメリットは、高いブランド品でも安価で手に入るだけでなく、珍しい個性的なデザインなどで誰とも被らない「1点もののオリジナリティー」を楽しめる可能性がある点です。
 
一方デメリットは、保存状態など品質の悪いものがある、デザインなど流行とのずれがある、着こなしが難しいなどが挙げられます。
 
大量の古着のなかから自分に合った着こなせる服を探し出すには、ある程度の経験が必要かもしれません。
 

サンプルセールやファミリーセールで買う

ブランドによっては、サンプルセールやファミリーセールを行うところもあります。サンプルセールは、展示会で使用した服・雑誌やスタイリスト向けに貸出をしていた服などで、使い終わった後にサンプル品として割安な価格でセールに出されるものです。
 
ファミリーセールとはその会社の従業員と家族、または取引先などの関係者向けに行われるセールのことです。ファミリーセールのチケットは関係者にのみ配られることがほとんどのため、アパレル関係の友人や知人がいたら、同伴させてもらえないか、お願いしてみるのもよいでしょう。
 

洋服のサブスクを利用する

洋服にも、一定料金(月額もしくは年額)を支払うことで、支払っている期間中にレンタルできるサブスクリプションサービスがあり、2022年頃から急成長しています。洋服のサブスクは、服にかける金額を抑えられるだけでなく、服を選ぶ時間が省ける、服の整理に時間がかからないといった利点もあります。
 

プチプラ服をずっと楽しむための方法

ここからは40代からの「プチプラ服」の選び方のポイントを挙げていきます。
 

ベーシックなデザインの服を買う

プチプラ服のブランドには、若い人をターゲットにしているものも多いです。そうしたブランドで流行の服を買うと、しっくりこないと感じる場合もあるかもしれません。全世代を均等にターゲットしているブランドで、シンプルでベーシックなデザインのものを選ぶとよいでしょう。
 

サイズや素材を選ぶ

40代になると、若いときに比べてボディラインが変わり、肌がくすむといったことが増えるので、こうした部分を目立ちにくくしてくれる服を選ぶことが大切です。どのような服が似合うかは年齢によって変わることもあるため、時々クローゼットの中を見直し、「今の自分」に合う服を新たに探してみましょう。
 

ブランド品など高い価格のアイテムを加える

全身をプチプラ服で揃えるのではなく、1アイテムだけ、もしくはスカーフなどの小物だけを高い価格帯にしてみるのもよいです。前述の古着やセール品などで手に入れて、ベーシックなプチプラ服と合わせれば、高い服や小物がアクセントになり全体の雰囲気を大人っぽくまとめてくれるでしょう。
 

まとめ

洋服は見た目に大きく影響します。自身に似合うものを選ぶのは、第一印象を良くする方法の一つといえます。しかし日中のほとんどの時間を着て過ごし、常に自分の目に入るものでもあります。
 
他人への映えを気にして服を選ぶより自分の好きなものを着るほうが、気持ちが高揚しパフォーマンスも上がるでしょう。自身の「この服が好き」という気持ちを大切に、楽しく洋服選びを楽しんでくださいね。
 

出典

楽天インサイト ファッションに関する調査
 
執筆者:根本由佳
FP2級、中小企業診断士

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