自家製酒はなぜ違法なのですか? 個人で楽しむ分なら問題ないように思うのですが。

配信日: 2024.06.21 更新日: 2025.09.26
自家製酒はなぜ違法なのですか? 個人で楽しむ分なら問題ないように思うのですが。
夏のはじめにはスーパーに梅が並び、「手作りの梅酒にチャレンジしてみたい」と考える方も多いでしょう。しかし自宅でお酒を造るのは違法ではないのか?と不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
 
そこで本記事では、自家製酒に関する法律や自家製酒の歴史について解説します。ルールを知って、おいしいお酒造りをご家庭で楽しんでください。
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酒税法とは?

酒税法は、酒税の賦課徴収や酒類の製造・販売免許などを定めた法律のことです。国内で販売されているお酒には、酒税法にのっとり税金がかかっています。酒税法に反して許可なくお酒を製造・販売したり、自分が飲むお酒を自由に造れたりしてしまうと、国の酒税収入に支障を来す恐れがあります。
 
この法律における酒類の定義は、酒税法上、アルコール分1度以上の飲料(薄めてアルコール分1度以上の飲料とすることのできるものまたは溶解してアルコール分1度以上の飲料とすることができる粉末状のものを含みます)です。これらを製造するには、酒類製造免許が必要になります。
 
もし酒税法に反した場合には、10年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金に処せられ、製造した酒類、原料、器具などは没収されるため注意しましょう。
 

自家製の梅酒も違法!?
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