免許取得後、10年以上ペーパードライバーです。やはり運転できた方が便利だと思いペーパードライバー講習を受けようと思います。費用はどれくらいですか?
配信日: 2024.06.21
そのような中で、プライベートの生活環境の変化により、運転の機会が急にできると不安に思う方も多いでしょう。そこで本記事では、ペーパードライバーの運転リスクやペーパードライバー講習について解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
ペーパードライバーとは?
ペーパードライバーとは、自動車免許を取得しているにもかかわらず、運転していない人のことです。
しばらく車の運転をしていなかった人が、生活環境の変化によって運転しなければいけなくなったり、レジャーで利用することになったりした際に、ブランクがあると運転を不安に思うかもしれません。
車の操作方法はもちろんのこと、道路標識や交通ルール、駐車や車線変更など、さまざまなことが分からなくなっていてパニックになる可能性もあります。
ペーパードライバーによる運転のリスク
ペーパードライバーが事故を起こす原因にはどのようなものがあるのでしょうか。
・操作ミス
ブレーキとアクセルを踏み間違える、ハンドルやギアの操作ミスによる事故です。
・安全確認不足
運転する際には周囲をよく見る必要があります。信号のほかにも左折時の歩行者巻き込みや車線変更、合流時の確認などに気を付けなければいけません。
・脇見運転
運転中にカーナビやスマートフォンの操作をしてしまい、注意散漫になってしまうことによる事故です。
ペーパードライバーでなくても、上記の原因で事故を起こす可能性はありますが、長らく運転をしていなければ運転の感覚も鈍っているため、より事故を起こす状況に陥りやすいと考えられます。
ペーパードライバー講習ではどのようなことをするのか
ペーパードライバーの練習方法で、安心・安全なのはペーパードライバー講習を受けることでしょう。公道で運転する前に教習所内で運転練習が行えますが、具体的にはどのような指導を受けられるかをご紹介します。
講習内容は自動車学校や教習所により異なりますが、一般的には主に以下の講習が受けられます。
・ブレーキ、アクセル、シフトレバーなどの基本操作
・校内のコース運転
・信号、交差点、右左折の練習
・S字、クランク
・駐車、車庫入れ など
基本的な講習が終わったら実際に公道を運転します。道路標識を確認しながら走行し、見通しの悪い交差点や複数車線がある道路での車線変更、駐車などを実際に行います。免許取得のときのように、教官が助手席に座るためアドバイスももらえるでしょう。
ペーパードライバー講習の相場は?
ペーパードライバーが久しぶりに運転することになったら、ペーパードライバー講習を受けるのが安心かつ事故のない安全な運転につながると考えられます。講習は自動車教習所などで受講できますが、料金や講習時間、講習内容が異なるため、予算やどの程度の練習をしたいかで選ぶようにしましょう。
一例ではありますが、2時間1万5000円程度から受講できます。ここに別途入所料金やインストラクター出張費、教習車のレンタル代などがかかる場合があります。
受講の目安は、ペーパードライバーの期間が5年未満であれば4時間程度、10年以上のブランクがある場合はじっくり10時間以上時間をかけるのがよいでしょう。
運転に自信がない場合は無理な運転は避けましょう
自動車免許は多くの人が取得するものの、生活環境により運転の機会がなく、いつの間にか免許証が身分証明書代わりでしか活用されていないという人も少なくありません。ゴールド免許の所有者のおよそ1/3がペーパードライバーともいわれています。
しかし、ゴールド免許を持っているからといって、運転が安全に行えるわけではありません。しっかり練習や学び直しをしてから路上運転をするようにしましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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