更新日: 2024.06.22 その他暮らし
コンビニで100円のガムを「1万円札」で購入したら、店員さんに「細かいのありませんか?」と言われました。お札を崩すための買い物って、お店側が困ってしまうでしょうか…?
そこで本記事では「1万円札を崩すことは迷惑なのか」「小銭を用意するための他の方法」について解説していきます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
目次
そもそも1万円札を出すのに抵抗ある人はどのくらいいるの?
ニュースサイト「Sirabee」では、そもそも1万円札を出すことに抵抗があるのかどうかのアンケート調査を実施しています。結果は以下のようになっています。
・抵抗がある(「自分もそうだ」):16.1%
・抵抗感があることに「共感する」:20.8%
・抵抗感を抱くことに「理解はできる」:41.1%
・抵抗感があることに「違和感がある」:14.2%
・抵抗感を持つことは「おかしいと思う」:7.9%
結果を見てわかるように、「自分もそうだ」「共感する」「理解はできる」の割合が78%となっており、多くの人が1万円札を出すことに躊躇していることが分かります。財布に1万円札しか入っていなければ仕方のないことなのですが、少しの買い物なのに1万円を出すのに抵抗感がある人は多いのかもしれません。
1万円札を崩すのは迷惑なの?
1万円札を崩すのは果たして迷惑な行為なのでしょうか。同調査では、次のような意見が挙げられています。
「お客さんが多く来店しそうな日は、レジの釣り銭も千円札を多めに用意しています。しかし、思った以上に1万円を使うお客さんが多いと、足りなくなることもしばしば。近所のお店に両替をお願いするなどして、なんとか乗り切るって感じです」
お店側で「1万円札を出すお客さんが悪いわけではない」という意見を持ってくれている人もいることが分かる一方で、釣銭が多く発生するお金の出し方は、お店に負担をかけてしまっている点は押さえておかなくてはいけません。可能な限りお札を崩すということを避け、お店が釣銭を多く出さなくて済むようにするのが望ましいといえるでしょう。
小銭を用意するための他の方法とは?
1万円札を両替して小銭を用意する方法として、以下の4つがあります。
・銀行の両替機を使用する
・銀行の窓口で両替してもらう
・金種指定払戻をする
・ATMから端数の出るように出金する
小銭が必要な時は銀行に行くのがおすすめですが、「両替の手数料が高くなっていること」に注意が必要です。
例えば三井住友銀行や三菱UFJ銀行ではキャッシュカード利用で1回10枚までしか手数料無料とならないといったように、多くの銀行で両替に手数料がかかる傾向になってきているのです。自由に何枚でも硬貨に両替できるわけではない点に気を付けましょう。また硬貨が出るATMが設置されていない場合があることにも注意してください。
1万円札を崩すことは迷惑ではない可能性があるが、店側の負担も考慮してなるべく小銭を用意しておこう!
お店側は迷惑に感じていなくとも、少額の買い物で1万円札を崩す行為は、お店に負担をかけてしまっている場合があります。
やむを得ず1万円札しか持っていない場合もありますが、銀行の両替機や窓口で両替をしたり、硬貨の出るATMで端数の出るように出金したりするといった方法で、小銭を用意できるようにしておくといいかもしれません。
出典
Sirabeeリサーチ 「少額の買い物で1万円を出すのに抵抗がある」かどうかの調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー