更新日: 2024.06.21 その他暮らし

弟の結婚式で「祝儀は1家族5万円ずつ」と兄弟で揃えようとする長男。それぞれで額を決めるのはダメなの?

弟の結婚式で「祝儀は1家族5万円ずつ」と兄弟で揃えようとする長男。それぞれで額を決めるのはダメなの?
弟の結婚式に複数人の兄弟が参列する場合、長男が「1家族5万円ずつ」のように祝儀の金額をそろえたがるケースも考えられます。しかし兄弟とはいえ、家族ごとの経済状況や人数が異なるため、それぞれで額を決めてよいのではと思う人もいるでしょう。
 
そこで今回は、家族の結婚式に参列する際の祝儀の相場について調べてみました。「1家族5万円ずつ」でそろえるメリットや、それぞれで額を決めたほうがよいケースについてもご紹介しますので、参考にしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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結婚式の祝儀はいくらくらいが相場?

結婚式に参列する際は、祝儀を包むことが一般的です。ウェブスターマーケティング株式会社が実施した「結婚式で実際に包んだご祝儀の金額」に関するアンケート調査によると、対象となる300人全員の平均金額は「3万1833円」でした。
 
3万円を包む人の割合が最も高く、友人の結婚式では73%、職場の結婚式では80%を占めています。親族の結婚式の祝儀相場については、以下の通りです。
 

・連名で1名あたり平均2万9800円:33%
・3万円:23%
・5万円:12%
・10万円:9%
・1万円:8%
・その他:15%

 
親族の場合、家族や夫婦で参列して連名で祝儀を渡したり、肉親に対しては多めに包んだりする傾向があるため、金額にばらつきが出ていると考えられます。
 
夫婦や家族で招待される場合、人数分の連名でまとめて祝儀を包むことが一般的です。連名の場合、ひとりあたりの平均金額は全体で2万8480円、小学生未満の子どもはひとり5000円~1万円前後という意見が多く出ました。夫婦2人で参列する場合は、2人の連名で5万円にする意見が多いようです。
 

「1家族5万円ずつ」でそろえるメリットは?

弟の結婚式で、長男が「祝儀は1家族5万円ずつ」と兄弟でそろえたいと考えるケースですが、親族間では祝儀に関して独自のルールを決める場合もあるようですから、皆が賛成であれば問題はないでしょう。
 
「1家族5万円ずつ」でそろえることには、祝儀の金額を決めるために頭を悩ませる必要がないというメリットがあります。祝儀の金額が「多い」「少ない」ともめる心配もないでしょう。親族によっては「兄弟同士の祝儀はなしにしよう」と決める場合もあるようです。
 

家族それぞれで金額を決めたほうがよいケース

長男から「祝儀は1家族5万円ずつにそろえたい」と言われても、納得しがたいケースも考えられます。例えば兄弟全員が結婚して家族がいるとは限らず、子どもの数も同じとは限りません。働き始めたばかりで未婚の年若い兄弟がいる場合は、一般的な相場である3万円程度がよいと考えられます。
 
夫婦2人の場合は連名で5万円が相場ですが、子どもがいる場合は年齢に応じて人数分を増やしたほうがよいかもしれません。兄弟姉妹にはそれぞれ特別な事情があって、相場よりも多く包みたいと考える人もいれば、経済的な理由から多くは包めないケースもあるかもしれません。
 
何かしらの事情がある場合は、その旨を長男に相談して、それぞれの家族で包む額を決められるようにするとよいでしょう。
 

弟の結婚式の祝儀を「1家族5万円ずつ」でそろえるのもあり! 事情があれば相談してみよう

結婚式の祝儀では、3万円が相場だと考える人の割合が多いことが分かりました。しかし親族の結婚式は、家族で参列したり肉親には多めに包んだりする傾向にあるため、金額にばらつきが出ることが考えられます。
 
親族間では独自のルールを設けることもあり、長男が「1家族5万円ずつ」にそろえたい場合は、特に反対意見がなければ問題ないでしょう。しかし家族の人数や各家庭の経済状況は異なるため、金額をそろえることに納得できないケースも考えられます。
 
その場合は、長男に事情を相談して、それぞれの家族で金額を決められるようにしてもよいでしょう。
 

出典

ウェブスターマーケティング株式会社 LoveMA! 【結婚式ご祝儀の相場】皆はいくら包んだ?参列者300人アンケート調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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