更新日: 2024.06.24 その他暮らし
友人家族を結婚式に招待したら「ご祝儀」が3万円だった!参加人数ごとのご祝儀の相場とは?
今回は、ご祝儀の相場や金額を決める際に考慮すべきポイント、家族で3万円のご祝儀は適切なのかについて考えてみました。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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結婚式におけるご祝儀の相場
結婚式におけるご祝儀の目安となる金額は、それぞれのケースで異なります。
株式会社リクルートゼクシィなびによると、一般的な一人あたりの金額は以下の通りです。
・親族、親しい友人:3万円~10万円
・友人、同僚:2万円~3万円
・部下、上司:3万円~5万円
友人に対するご祝儀の金額を一人あたり3万円とした場合、家族構成にもよりますが、仮に成人している家族3人で招待されていれば、9万円を包むことになります。ただし、9という数字は「苦」につながるといわれ、祝儀には良くない数字とされているため、実際には10万円を包むことが多いでしょう。
今回のケースでは、もし子どもを含む場合であっても家族連名で3万円だったとすれば相場からみると、少ないということになります。
夫婦や子連れで友人の結婚式に参加する場合は?
結婚式に夫婦で、あるいは親や子どもと出席する際の相場を見てみましょう。どの家族と出席するのかにより、金額は異なります。
夫婦で出席
友人の結婚式に出席する夫婦のご祝儀は、5万円または7万円が一般的といえます。
友人のご祝儀の目安が一人あたり3万円のため、2人分で6万円と考えたくなりますが、ご祝儀には偶数ではなく、割り切れない奇数が好まれます。そのため、同世代の友人であれば5万円、とくに親しい仲や年下の場合は7万円が一般的といえるでしょう。
偶数であっても8万円は縁起が良く、10万円はキリがいいといわれているようです。
子どもと出席
子どもと一緒に出席するケースにおいては、子ども分の料理代や席代を人数分、ご祝儀に上乗せしましょう。子ども用に別の食事を用意してもらう場合は、子ども一人当たり5000円~1万円程度、大人と同じメニューを用意してもらうなら、1万5000円~2万円は上乗せして渡します。
食事を必要としない乳幼児の場合は、感謝のしるしとして5000円ほど上乗せしておきましょう。
そのほかのケースのご祝儀相場
例えば、家族で結婚式に招待されて返信する際、その時点で誰かが欠席すると分かっているなら、出席できる人数分のご祝儀を準備すればいいようです。しかし、出席と返信していたにもかかわらず、急に欠席することになった場合は、欠席する家族の分も含めたご祝儀を渡しましょう。招待する側では、キャンセル料などがかかっているためです。
また、上司が部下の結婚に際して渡すご祝儀は、一人あたり3万円が一般的です。ただし、相場は役職や年齢などによって変わるため、周囲に確認してみましょう。
結婚式に家族で参加する場合、一般的には人数分のご祝儀を用意する
相場より少ないご祝儀は、お祝いとして好ましいとはいえないでしょう。家族連名で渡す場合、ご祝儀は一人分の相場×人数分を用意することが一般的です。
ただし、あくまでも大切なのは「お祝いの気持ちを込めること」です。ご祝儀はお祝いの気持ちを表したものといえますが、どの程度包むのか相場を調べておくことも、マナーといえるでしょう。
出典
株式会社リクルートゼクシィなび 「結婚式のご祝儀相場」いくら包めばいい? 相手別・挙式のみ・連名など様々なケースを解説
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー