更新日: 2024.06.29 その他暮らし

支店が少ない銀行の口座しかないため、コンビニATMを使ったら手数料が「200円」ほどしました。ATM手数料を減らすコツはありますか?

支店が少ない銀行の口座しかないため、コンビニATMを使ったら手数料が「200円」ほどしました。ATM手数料を減らすコツはありますか?
コンビニに設置されているATMは時間や場所を問わず利用できるため、急にお金が必要になったときでもすぐにお金をおろせて便利です。しかし、手数料が高めに設定されているため、お金をおろすことをちゅうちょしてしまう人もいるのではないでしょうか。
 
今回はコンビニの手数料を払い続けた場合にかかる1年間の総額や、少しでも手数料を抑える方法について紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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200円ほどの手数料も積もり積もると大きな金額に

コンビニに設置されているATMは、時間を問わずにお金をおろせるため、手持ちの現金が少なくなった際に重宝します。しかし、気になるのが手数料です。
 
コンビニATMの引き出し手数料の金額は金融機関や時間帯によりさまざまですが、110~330円程度といったところがほとんどです。今回は1回あたり220円の手数料が年間でどれぐらいの負担になるのかを計算してみました。
 

毎月5回の利用を1年間続けると?

コンビニATMを利用して支店が少ない銀行の口座にあるお金をおろす場合を想定します。月に5回ATMを利用した場合、1100円の手数料がかかります。この状態を12ヶ月継続すると1万3200円になるため、手数料だけで大きな金額になるでしょう。
 

手数料を抑える方法

ここからは、手数料をできる限り抑える方法を4つ紹介します。コンビニATMの手数料はちょっとした工夫で抑えられるため、できるものから試してみましょう。
 

まとまった現金をおろしておく

どうしてもコンビニATMを使う必要がある場合、まとまった現金をおろしておき、何度も引き出さなくて済むよう工夫することをおすすめします。毎月使用する金額が決まっているのであれば、その金額を事前におろしておきましょう。
 
こうすることで、必要以上に手数料をかけずに済みます。前章で試算した通り、1回220円の手数料がかかるコンビニのATMを1ヶ月に5回使っていた場合は1万3200円の手数料がかかりますが、月1回に抑えられるのであれば、1年間で換算すると2640円で済むため、1万円近く節約できます。
 

キャッシュレス決済をメインで使う

コンビニのATM手数料が気になるのであれば、キャッシュレス決済をメインにするのもおすすめです。キャッシュレス決済の場合、クレジットカードとひも付けて引き落としできたり、自動チャージができたりします。ただし、キャッシュレスに対応していないお店もあるため、お財布にはいくらか現金を入れておくことをおすすめします。
 

銀行の特典を活用する

銀行によっては特典を活用してATM手数料を無料にできる場合があります。例えば、住宅ローンを組んでいる場合、その金融機関のATM利用がコンビニであっても月に数回無料になることもあります。また、銀行によっては給与振込口座に指定すると手数料が無料というところも見られるため、自分の利用している銀行の特典を確認してみましょう。
 

ネット銀行もお得

手数料が気になる場合には、ネット銀行の利用も検討してみましょう。ネット銀行の場合、回数に上限はありますが、コンビニATMの手数料が無料になるところもあります。それだけでなく、他行あての振込手数料が回数によっては無料になるといったサービスを提供しているケースもあるためお得です。
 

まとめてお金を引き出しておくメリット

手数料を抑えるためにまとめて現金を引き出す方法を紹介しましたが、現金をあらかじめ1ヶ月分用意しておくと、お金を使いすぎないといったメリットも享受できます。
 
例えば、これまで手持ちのお金がなくなるたびに銀行口座から引き出していた場合、毎月いくら使ったか分からなくなることもあるでしょう。しかし、あらかじめ決めた金額を引き出すようにすれば、予算を意識するようになります。
 
これまでコンビニで何気なく買っていたお菓子やジュースについても、「スーパーで買えばお得なのではないか」と考えるようになり、無駄遣いをせず上手にやりくりできるようになる可能性があります。コンビニの手数料を減らすことで、お金の使い方と向き合うきっかけになるでしょう。
 

手数料を極力抑えよう

コンビニのATMでお金をおろせるのは非常に便利です。しかし、「塵も積もれば山となる」ということわざの通り、1回ごとの金額が少なくても回数を重ねると大きな金額になるため、自分のルールを設定しておきましょう。「毎月1回までしかコンビニATMを使わない」「そもそもコンビニに寄る機会を減らす」などとマイルールを設け、お金を上手に使っていきましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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