更新日: 2024.07.02 その他暮らし

中古本を購入したら「書き込み」や「シミ」が…買ったのは1冊だけでも返品していいでしょうか?

中古本を購入したら「書き込み」や「シミ」が…買ったのは1冊だけでも返品していいでしょうか?
価格の安さに魅力を感じて、中古の本を購入する方もいるでしょう。その際、書き込みや汚れがあった場合、どのように対応してよいか迷うところです。中には「返品して返金の対応をしてほしいけれど、中古だと難しい?」と不安な方もいるかもしれません。
 
そこで今回は、中古本に書き込みや汚れがあった場合、どのように対応したらよいのかを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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中古の本に書き込みや汚れがあった場合、返品は可能なのか?

中古の本に「書き込み」や「汚れ」があった場合、返品できるのかどうかは販売店や状況によって異なります。「中古品のため返品不可」と事前に明記されている場合、返品は難しいかもしれません。
 
そもそも中古品は一度誰かの手元に渡ったものであるため、ある程度の使用感は許容範囲とされているようです。例えば本の場合、品質基準内の日焼けや紙の折れ、破れなどです。
 
中には、品質基準を満たす程度の書き込みであればそのまま販売されているケースもあります。ある店舗では、数ページにわたって書き込みのあるものは販売されていませんが、多少の書き込みがある本は販売の対象となっているようです。
 
なお、品質基準は店舗によって判断基準が異なります。そのため、返品可能かどうかは状態を確認してからになるでしょう。品質基準を満たさないほどの状態であれば、返品できる可能性が高いといえます。
 
また人によっては、インターネットで中古の本を購入する方もいるでしょう。その場合、商品の状態が明記されていることがあります。そこに「書き込みや汚れがあります」と記載されていた場合、了承のうえで購入したと判断されてしまい、返品は難しいかもしれません。
 
反対に、商品の状態の欄に書き込みや汚れの情報が記載されていなかった、「目立った汚れはなし」と記載されていたなどの場合には、これを理由に返品できる可能性もあるでしょう。
 

中古本の返品方法と対処法

中古本を購入したあとに「書き込み」や「汚れ」に気付いた場合、購入場所によって対応が異なります。ここでは、店頭で購入したケースとインターネットショッピングを利用したケースに分けて対処法をご紹介します。
 

古本屋やリサイクルショップなどの場合

古本屋やリサイクルショップの店頭で購入した場合、店舗によって返品方法は異なります。一般的には、購入した店舗へレシートと商品を持ち込み、状態を確認してもらう必要があります。返品可能かの判断が難しい場合には、事前に店舗に問い合わせて聞いてみるとよいでしょう。
 
なお、返品期日が決められていることもあるので注意が必要です。
 
店頭で商品を実際に手に取り購入する場合は、状態を確認できることがほとんどです。中古本の場合には、書き込みや汚れ、破れなどがないかを確認してから購入することが大切です。ただし中には、書き込みや汚れが原因でその分値段が安くなっているケースもあるでしょう。
 

インターネットショッピングの場合

インターネットで中古本を購入した場合、返品対応が可能かどうかは店頭と同様、販売元によって異なります。まずは販売元に問い合わせ、ホームページ上に記載された方法で、返品対応を進めましょう。ただし、商品ページやホームページ上に「返品・交換不可」と記載があれば、返品は難しくなるでしょう。
 
またフリマアプリなどは、原則として個人間でのやり取りになるため、トラブルが起こった際も、お互いに話し合って解決することが望ましいとされています。相手が話に応じないなどの状態であれば、返品は難しいかもしれません。
 
インターネット上で中古本を購入する際は、手に取って商品の状態を確認できないため、商品紹介の欄に「書き込みあり」などの表記がないかを確認したり、事前に汚れがないか販売元に確認したりするのもよいでしょう。画像で商品の状態を確認しておくことも大切です。
 

中古本を返品できるかは本の状態や販売元によって異なる

中古本を購入して書き込みや汚れがあった場合、返品できるかどうかは本の状態や販売元によって異なります。そもそも前提として中古品は誰かが使用したものであるため、使用感や多少の汚れ・傷みが見られる場合もあるようです。店舗によって品質基準が決められており、その基準を満たしている程度の書き込みや汚れであれば返品できないケースもあります。
 
ただし自身で判断することは難しいと思いますので、一度販売元に確認してみるとよいでしょう。中古品は定価よりも安く購入できるメリットがありますが、安すぎる場合には状態がよくない可能性もありますので、事前にチェックしてから購入するようにしましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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