更新日: 2024.07.03 その他暮らし

今年の花火大会は浴衣で行きたい! お得に浴衣を着るならレンタルと購入はどっちがいい?

今年の花火大会は浴衣で行きたい! お得に浴衣を着るならレンタルと購入はどっちがいい?
夏の風物詩である花火大会を、浴衣で情緒いっぱいに楽しみたいという人にとって、浴衣を買うべきか、レンタルで出費をおさえるべきかは悩みどころではないでしょうか。浴衣のレンタルと購入には、それぞれ異なるメリットがあります。
 
本記事では、浴衣のレンタル・購入のそれぞれのメリットをまとめ、それぞれどのような人に向いているのかを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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浴衣レンタル・購入費用の目安はどのくらい?

浴衣を購入する場合の価格は、品物のグレードによりピンキリです。格安のネットショップやプチプラが売りの衣料品店などで購入すれば、作り帯や下駄までセットになって5000円以内で購入できるものも珍しくありません。
 
また、和装専門店で購入する場合でも、帯や下駄がセットになって1万円台から購入できるものもあれば、反物からのお仕立てで4~5万円かかる浴衣もあります。どの程度の品質のものを求めるかで予算が大きく変わるのが、浴衣を購入する場合の特徴です。
 
一方、浴衣のレンタルの料金は、2000~1万円未満が相場のようです。セットの内容などによって料金が変わりますが、購入する場合と比べると低めの予算で選択肢を広げられるのが特徴だといえます。
 

同じ予算ならレンタルのほうが上質な浴衣を選びやすい

浴衣レンタル店の多くは、問屋から浴衣を安く仕入れて1着を何度もレンタルに出す営業スタイルです。1回当たりのレンタル料金を、小売販売価格より低く設定しても利益が出ます。
 
そのため、同額の予算であれば、レンタルのほうが良質のものやグレードが高いものを着られる可能性が高いでしょう。例えば、高価なブランド品で購入するには予算が足りない浴衣であっても、レンタルであれば予算の範囲内で借りられる可能性があります。
 
「1日だけでもいいから憧れの浴衣を着てみたい」といった場合に、レンタルはぴったりです。また、借りるたびに違ったデザインを楽しめるため、さまざまなデザインを試して似合うものを見つけたい人や、同じものを繰り返し着ると飽きてしまいやすい人にも向いています。
 

レンタルだとクリーニングなどの手間や費用もかからない

浴衣は夏に着る衣類なので、着用したあとの汗や匂いが気になる場合は洗濯をして落とす必要があります。絹素材などの着物とは違い家庭で洗濯できる素材のものが多いものの、広げて干す場所の確保や、アイロンをかけてシワを伸ばす手間などを考えると面倒です。
 
また、クリーニング店に持ち込めば自分でメンテナンスする手間が省けますが、一般的な洋服と比べると高額なクリーニング代がかかります。
 
レンタルであれば、浴衣を着たあとはお店で脱いで返却すれば終わりになるのが一般的で、自分で洗って干したり、クリーニングに出したりする必要がありません。手入れの手軽さの面でも、レンタルにはメリットがあります。
 

コスパや満足感は購入のほうが高い場合も

浴衣を購入することのもっとも大きな利点は、一度購入すれば何度も着られる点です。ひと夏何度も着用機会がある場合や、何年も大切に着続ける場合には、必要になるたびにレンタルするよりもトータルコストが安く済む可能性があります。
 
また、浴衣レンタルの場合は帯や小物の組み合わせがセットプランで決まっていて、自由に選べないことが珍しくありません。購入であれば、自分の好みで組み合わせを決められますし、あとから小物を買い足してコーディネートを楽しむこともできます。
 
このほか、返却時間を気にせずにイベントを楽しめることや、万が一ひどく汚しても自己責任で処理できる気軽さなど、購入にもさまざまなメリットがあります。
 

浴衣のレンタル・購入は使用頻度やこだわりに合わせて使い分けよう

浴衣のレンタルと購入には、それぞれに異なるメリットがあります。予算をおさえつつ良質・高価な浴衣が着たい人や毎回新しいデザインを楽しみたい人、メンテナンスの手間を省きたい人には、レンタルが向いているでしょう。
 
一方、長期的なコスパを重視する人や同じものを長く使って愛着を持ちたい人、自分の好きな小物合わせでコーディネートしたい人などは、購入が向いています。予算や自分が何にこだわりたいかによって、使い分けるとよいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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