更新日: 2024.07.22 その他暮らし
夫が「アルファード」を欲しがっていますが、4人家族なら「N-BOX」で十分でしょうか? 週末ドライバーですし、アルファードは高すぎますよね?
そこで本記事では、アルファードとN-BOXを比較しながら、ファミリーにおすすめの車の選び方をご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
アルファードとN-BOXの購入費・維持費の違いはどれくらい?
ファミリーカーといえば、ミニバンを思い浮かべる人も多いことでしょう。アルファードは大型クラスのミニバンで、2002年に登場しました。定員7~8名の3列シートとなっており、3列目シートをはね上げれば大容量のラゲッジスペースも確保できます。
次に、2011年に登場した軽ワゴン車のN-BOXをご紹介します。定員4名ですが大人でも十分な広さを確保できるので、子どもが大きくなってからでも乗り続けられるのが魅力です。N-BOXもまた、2列目シートを倒す・はね上げるなどすれば、自転車のような大きな荷物も運べます。
アルファードとN-BOXの購入・維持にかかるコストを比較してみましょう。
(新車価格)
アルファード:540万円~872万円
N-BOX:164万8900円~236万2800円
(燃費)
アルファード:16.5km/L~17.7km/L
N-BOX:20.3km/L~26.1km/L
新車価格や維持にかかる燃費は、ともにN-BOXのほうが安価に抑えられることがわかります。しかし子どもが増えたり、祖父母などを同乗させたりする機会が多いと、すぐに定員オーバーになる(買い替えなければならない)点に注意が必要です。
4人家族=ファミリーカーは早計? 購入前にチェックすべきポイント
新車価格も定員も大きく異なるアルファードとN-BOX。週末しか乗らないなら、N-BOXで十分に思えます。しかし、ライフスタイルや乗り換えのタイミングによってはアルファードも検討すべきです。そこで、2つのポイントを見ていきましょう。
子どもの年齢や3人目の有無
子どもがまだ乳幼児で遠出の機会も少ない場合は、N-BOXで十分かもしれません。
しかし子どもが小学生になり家族での行動範囲が広がると、大容量のラゲッジスペースがあるアルファードが魅力的です。また、子どもが増えることを見越して4人家族のうちからアルファードを選択する考え方もあるでしょう。
一方、子どもが中高生なら再びN-BOXが候補に挙がります。中高生は学業や部活・友人関係で忙しく、家族全員ででかける機会は減ってくるでしょう。そこで普段は小さな車に乗り、大きい車が必要なシーンではレンタカーを併用するのもおすすめです。
リセールバリューにも注目
車のコスパを考える際は、リセールバリューにも注目してみましょう。2019年式(令和元年式)における、中古価格は次のとおりです。
・アルファード Xグレード:約240万円~約400万円
・NBOX G Honda SENSING:約50万円~約150万円
新車価格が違うので一概に比較はできませんが、アルファードは下取りでも高く売れます。したがって、高く売れるうちに手放すならアルファードもお得に乗り換えられるでしょう。
まとめ
車選びは家族構成だけでなく、ライフスタイルや数年後も見据えて比較することが大切です。とにかく初期費用を抑えたい、家族全員で乗る機会が少ない場合にはN-BOXのほうがコスト面では有利です。
しかし、リセールバリューも考慮するとアルファードも一概に高いとはいえません。そのため、予算や家族の希望も踏まえながら決めると良いでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー