更新日: 2024.07.28 その他暮らし
「置き配」で盗難に遭ったというママ友。うちもよく利用しますが、盗難対策をした方がよいのでしょうか?
しかし、ママ友が置き配を依頼して盗難に遭ったため、自分も対策を練った方がよいのかという声もありました。置き配は、購入した荷物がしばらく外に置かれたままになるため、盗難に遭うリスクが高まります。
このようなトラブルを避けるために、今回は置き配にどのようなリスクがあるのか、盗難に遭った場合の対処方法や盗難から荷物を守るための対策もご紹介します。置き配をよく利用する方はぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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置き配のリスク
置き配を依頼した場合のリスクは以下の通りです。
・盗難の可能性がある
・雨にぬれたり虫がついたり、落下したりするおそれもある
・誤配に気付くことが遅くなり、再配達に時間がかかる
・不在であることが周囲にバレる可能性がある
配達完了後はなるべく早く確認しないと、盗難の被害に遭うおそれもあるため注意が必要です。
また、置き配の荷物をしばらく外に放置した場合、雨にぬれたり虫が入り込んだり、場所によっては落下したりするおそれもあります。このような配達後の汚れや破損については、基本的に配送会社が責任を負うことはないため補償は難しいでしょう。
荷物を直接受け渡しできないため本人確認ができず、誤送も多発しているようです。さらに、配達物が玄関先に長時間置かれたままだと不在であることが分かり、空き巣に狙われる可能性もあります。
置き配は不在でも荷物が届く点はメリットですが、このようなトラブルが発生する点はデメリットといえるでしょう。
盗難のリスクを避けるための対策
盗難のリスクを避けるための対策方法は、以下の通りです。
・宅配ボックスを設置する
・宅配ロッカーやコンビニ受け取りを利用する
・早めに引き取る
・置き配をやめて日時指定にする
・置き配保険に入る
宅配ボックスの設置は鍵やワイヤー・ケーブルなどで盗難防止を図ることができるため、配送会社からも推奨されています。住まいの関係で宅配ボックスを設置することが難しい方は、駅やスーパーマーケットなどに設置されている宅配ロッカーやコンビニ受け取りを設定するとよいでしょう。
盗難や誤配を回避するために、配達完了の通知がきたら早めに引き取ることや、日時指定をして受け取ることもおすすめです。非対面での受け取りを希望する方は、インターホン越しにその意向を伝えるとよいでしょう。
配送会社によっては置き配保険を用意している場合もあるため、検討してみるとよいでしょう。
盗難に遭った場合の対処方法
配達完了になっているのに、荷物が指定された場所にない場合は、まずほかの場所に置かれていないかを調べましょう。家族や同居人が受け取っているパターンもあるため、たずねてみてください。
それでも見つからない場合は、以下の手順で手続きを進めましょう。
1.配送会社に確認する
2.警察に被害届を出す
3.可能であれば補償を申請する
配達が完了しているか配送会社に連絡し、誤配かどうか配達状況を詳しく確認しましょう。盗難の疑いがある場合は、速やかに警察に被害届を提出してください。近所に防犯カメラがある場合は、手続きをして映像を確認する必要があります。
防犯カメラがない場合は、犯人の特定は難しいでしょう。補償の問い合わせは、配送会社か発送元に行います。事前に配送の保険に入っていれば補償される可能性もありますが、条件によっては補償されなかったり、補償金額が購入額に見合わなかったりするため確認が必要です。
置き配は盗難のリスクが高いため対策が必要
置き配の盗難に遭った場合、犯人の特定が困難なうえ、補償も確実ではないため対策が必要です。対策は、宅配ボックスの設置や、受取場所をスーパーマーケットなどの宅配ロッカー・コンビニ受け取りにするとよいでしょう。
置き配は盗難のリスクに加えて、誤配によるトラブルも発生しやすいです。誤配の対策としては、配達の日時指定やインターホン越しに置き配を依頼して、すぐに引き取るとよいでしょう。
盗難に遭った場合は警察に届け出を出して、補償の確認を配送会社か発送元にたずねてみてください。事前に保険に入っていれば、補償される可能性もあります。置き配をよく利用する方は盗難対策をして、大事な荷物を安全に引き取りましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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