更新日: 2024.08.06 その他暮らし
コンビニのトイレは「公衆トイレ」ではない!有料化した場合のメリットとは?
コンビニのトイレは無料で使用できる店舗が多いようですが、もし、有料化された場合は使用する人が減るのか、それとも変わらないのか、疑問に思う人もいるでしょう。
本記事では、コンビニのトイレと公衆トイレの違いや、有料化された場合のメリットについて詳しくご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
「コンビニのトイレ」と「公衆トイレ」の違いとは?
コンビニのトイレを「公衆トイレ」と同じようにとらえている人もいるかもしれません。
そもそも公衆トイレとは、公園などの公共施設や駅前などに設置されていて、不特定多数の人が使用できる「公共のトイレ」のことをいいます。
一方、コンビニのトイレは買い物客が使用できるように貸し出しているところとそうでないところがあり、使用する際には店員に声をかけるようルールづけているコンビニもあるようです。
自治体によっては公衆トイレの不足を補うため、コンビニのトイレを公共化する動きもあります。しかし、コンビニのトイレを管理するのはコンビニの店員であるため、公共化のためには自治体が維持管理費として助成金を支払う必要があるともいわれています。
コンビニのトイレを使用した場合の費用はどのくらい?
コンビニのトイレを使用する際、どのくらいの費用がかかるのかを考えてみましょう。
まずは、トイレを流すための水道代がかかります。トイレによって異なりますが、1回流すのに使う水の量は約12~20リットルといわれています。今回は20リットルで計算していきましょう。
さらに、手を洗う際にも水道を使用します。東京都水道局によると1分間水を流しっぱなしにすると約12リットルの水を使用するということなので、用を足した後に1分間かけて手を洗うと仮定して、あわせて32リットルとします。東京水道局によると、水道1リットルあたりの単価は0.24円とのことなので、一人につき約7.68円の水道代がかかる計算です。
そのほかにも、トイレットペーパー代や清掃用品代も含めると、1人あたりがコンビニのトイレを使用する際にかかる費用は、数十円程度と考えられます。
ただし、トイレを掃除する人の人件費も含めると、さらに費用がかかると思っていいでしょう。
コンビニのトイレが有料だった場合に考えられるメリット
コンビニのトイレが有料化された場合に考えられるメリットとして、清潔さが保たれやすくなる可能性が挙げられます。
コンビニのトイレを無料で使用できるのが当たり前になっていると、マナーの悪い客が使用するケースもあるようです。汚されたトイレを掃除するのはコンビニの店員なので、その負担の大きさからトイレの貸し出しをやめるコンビニも少なくないようです。
トイレの有料化により、今までより気軽にコンビニのトイレを使用できなくなり、マナーの悪い客の減少は期待できるでしょう。そうなれば、もっと気持ちよくコンビニのトイレを使用できるようになるかもしれません。
上記のようなメリットを考えると、本当に必要な場面ではお金を払ってでも使用する人の方が多いと考えられます。
コンビニのトイレが有料になると、清潔に保ちやすくなったり使用しやすくなったりすると考えられる
コンビニのトイレはコンビニの店員が維持管理しているもので、買い物客が使用できるかどうかはコンビニによって異なります。近年はコンビニのトイレを公共化する動きもあるようですが、コンビニの負担がより大きくなる点から、自治体による補助が必要ともいわれています。
コンビニのトイレが有料化されると清潔さが保たれやすくなったり、トイレを使用しやすくなったりするなどのメリットもあり、必要な場面であればお金を払ってでも使用する人はいると予想できるでしょう。
出典
東京都水道局 水道のご使用について水の上手な使い方
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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