更新日: 2024.08.10 その他暮らし
社会人3年目です。同期が「スーツを買い替えなきゃ」と言っていますが自分はお金がありません… あと2~3年は今のスーツを着たいのですが。
本記事では、スーツの寿命や買い替えのタイミングについて解説します。また、スーツを長持ちさせる方法についても解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
スーツの寿命は意外に短い?
スーツを買うとなると、1着あたり2~10万円程度はかかります。社会人になってまだ数年でお金が貯まらない人は少しでも節約したいと考えるでしょう。スーツは、高品質なものであれば10年くらい着られるケースもありますが、一般的には3~5年ほどとされています。
ただし、スーツの使用頻度や使用する環境、素材、保存環境、お手入れの内容によって寿命が変化する点に注意が必要です。また、既製品かどうか、夏物と冬物どちらかなど、さまざまな要因がスーツの寿命に関係します。
スーツの寿命が短くなる原因とは
スーツの寿命が短くなる理由はさまざまですが、特に寿命を早めてしまう原因は、次のようなものがあります。
・同じスーツを頻繁に使用する
・頻繁にクリーニングに出す
・高温でのアイロンプレス
スーツの生地に負担をかけてしまう原因の一つが、同じスーツの着回しです。スーツを1着しかもっておらず、毎日同じスーツを着まわしている方は、自身の汗や生地同士の摩擦によって早く傷んでしまうのです。
また、一般的なクリーニングで使用されている溶剤のなかには、スーツの繊維が傷みやすくなる成分があり、頻繁なクリーニングもスーツにとってよくありません。自宅での洗濯で落とせない汚れがある場合以外でスーツをクリーニングに出す場合には、生地を傷めないためにもタイミングを検討してみましょう。
スーツの寿命を延ばす方法
スーツは使用によって劣化することは避けられません。しかし、少しの工夫で寿命を延ばすことは可能です。愛用しているスーツの寿命を延ばすためにも、次のポイントをおさえておきましょう。
・スーツを正しく収納する
・適切な方法でアイロンがけする
・日常動作に気を付ける
スーツを収納する際は、事前にブラッシングを行い、ほこりや皮脂汚れをできるだけ落としておきましょう。上着をかけるハンガーは肩のサイズが合っている厚みのあるもの、また、パンツはパンツ専用のハンガーがおすすめです。
自身でアイロンがけする際は、高温でのアイロンプレスは避けましょう。生地を傷めないためには、当て布を使用し、直接アイロンが当たらないようにすることも大切です。
さらに、日常の動作に気を配ることで寿命を延ばすこともできます。特に、椅子に座るとき、電車のつり革をつかむときなど、スーツの生地が引っ張られるような動作をすると、生地を傷める恐れがあります。
このようなスーツの生地に負担がかかる動作をする際には、型崩れや生地保護のためにもフロントボタンを外して動きやすくしましょう。
買い替えのタイミングを見極めよう
スーツを買い替えるタイミングについて、分からないという方も多いのではないでしょうか。買い替えが必要だと判断するポイントをおさえておくことで、買い替えのタイミングを逃す心配がなくなります。おさえておきたいポイントは、次のとおりです。
・型崩れしている
・生地にテカリや変色がある
・生地のシワが戻りやすい
・生地に毛玉や毛羽立ちがある
・ほつれがある
ビジネスシーンで多く使用されるスーツの場合、外観が整っていることが重要です。特に、型崩れや生地のテカリ、シワ、毛玉などは目立ちやすく、清潔感を損なう恐れがあります。このような状態が見られる場合には、買い替えのタイミングだと判断しましょう。
寿命以外で買い替えるタイミング
生地の劣化以外にも、買い替えが必要とされるタイミングがあります。
まずは、自身の体型の変化によってサイズが合わなくなったケースです。購入したスーツが現在の体型に合わなくなってしまった場合、無理に着用していると見た目に影響があり、相手にだらしない印象を与えてしまう恐れがあります。
また、スーツのデザインやスタイルもさまざまであり、時代に合わせたデザインを選ぶことも大切です。流行のカラーやボタン、ポケットのデザインなど、新しいデザインを採用することによって全体的に洗練された印象になります。
スーツによって自身の印象をよくしよう
社会人になって3年目で、スーツを1~2着しか持っていないという人は多いでしょう。しかし、ビジネスシーンではスーツが自身の印象を左右します。汚れていたり、しわだらけだったりすると印象が悪くなってしまいます。
お金がなくてスーツが買えないという人は、きちんと手入れをすれば寿命を延ばすことができます。しかし、適切なタイミングがきたら、自分に合ったスーツを買うようにしましょう。セールやボーナス時期の購入や、購入時期を決めてお金を貯めておくことをおすすめします。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー