更新日: 2024.08.21 その他暮らし

バイクの免許を取ろうと思っています。維持費を抑えたいのですが「オートマ」と「マニュアル」で燃費は変わりますか?

バイクの免許を取ろうと思っています。維持費を抑えたいのですが「オートマ」と「マニュアル」で燃費は変わりますか?
バイクの免許を取得しようと考えたとき、オートマとマニュアルどちらがよいか迷う人も多いでしょう。また、バイクを所有する際に気になるのが、ガソリン代です。長く使い続けるなら燃費のよいバイクに乗りたいと考える人もいるでしょう。
 
本記事では、オートマとマニュアルの操作や燃費性能の違いを紹介するとともに、燃費のよい走り方のポイントを紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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オートマよりマニュアルのほうが燃費がよい

一般的に、オートマよりもマニュアルのほうが燃費がよいといわれています。オートマは、少し減速しただけでも回転数が急上昇したり、加速時に想像以上に回転数が上がったりと、予想以上に回転数が上がりやすい特徴があります。
 
一方、マニュアルは必要に応じて回転数の調整が可能なため、燃費がよいと考えられるでしょう。多少減速するだけではシフトチェンジの必要はありません。また、加速時は状況にあわせてシフトチェンジが可能です。
 
特に、発進・停車が多くなる街中を運転する際、回転数のコントロールが可能なマニュアルは大きなメリットがあるといえます。
 
また、マニュアルはニュートラルに切り替えやすいことも燃費のよさに関係しています。例えば、前方の信号が赤信号で止まるとき、マニュアルは瞬時にニュートラルに切り替えやすいことが特徴です。
 
ニュートラルに入れていればアイドリング時と同じくらいのガソリン消費量で、信号手前までの距離を稼げます。オートマでもニュートラルには切り替えられますが、手間がかかり使用しない人も多いでしょう。発進時にドライブに戻すのを忘れてしまい空ぶかししてしまうこともあります。
 

オートマとマニュアルの操作性の違い

オートマとマニュアルの操作の中でもっとも異なるのは、マニュアルの運転ではクラッチ操作とギアチェンジが必要な点です。
 
マニュアルでは、エンジンをかけて発生した動力をタイヤに伝えるために、クラッチからトランスミッション、ドライブチェーン、リヤホイールとつなぐ必要があります。そのために、左手と左足でクラッチとギアチェンジを行う仕組みです。
 
オートマは、クラッチとギアチェンジが自動遠心クラッチとCVT(無段変速装置)によって自動化されているため、細かな操作が必要ありません。そのため、マニュアルでは後輪ブレーキが右足であるのに対して、オートマでは左手で操作でき、両足はライディングから解放されるのも違いの一つです。
 

バイクのガソリン代を節約するポイント

ここでは、バイクのガソリン代を節約するための運転方法について紹介します。ガソリン代が生活の負担にならないよう、燃費のよい走行をしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
 

急な加速や減速を避ける

燃費のよい走りをするなら、走行中の急加速や急減速、急発進、急停止などを避けましょう。アクセル操作は、エンジンの回転数にあわせてスピードを上げていけるよう意識することが大切です。
 
スピードにあわせたアクセル操作ができるようになれば、エンジンにかかる負担も軽減し、無駄なガソリン消費が少なくなるでしょう。アクセル操作を微調整できるようになれば、走行技術そのものの向上も望めます。
 
また、減速や停止でブレーキを使用する際は、まず前方を走行する車両と十分な車間距離を取っておくことが大切です。エンジンに負担をかけないようギアを落としてからエンジンブレーキをかけましょう。
 

速度にあわせたシフトチェンジを行う

スムーズなギアチェンジは、燃費のよい走行につながります。ポイントは、低ギアでの走行時間を長くし過ぎず、テンポよく早めにギアを上げていくことです。
 
また、チェーンの遊びを利用してノークラッチシフトを行うのも一つの手段です。速度に見合ったギアになっていないとノッキング症状が生じるため、防止のためにもギアチェンジのタイミングを計れるようにしましょう。
 

マニュアルのほうが燃費はよいが運転技術も重要

一般的に運転操作の仕組みの違いによって、マニュアルのほうが燃費がよいといわれています。マニュアルのバイクに興味がある方は、免許取得時に選ぶとよいでしょう。
 
ただし、燃費のよい走行を実現するためには、運転技術も重要です。燃費のよい走行方法を身につけ、意識することでガソリン代を節約していきましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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