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更新日: 2024.09.02 その他暮らし

就活の面接で「交通費」をもらった! これって「ホワイト企業」ということですか? 内定を承諾するか迷っているのですが、交通費を支給されるのは“普通”なのでしょうか?

就活の面接で「交通費」をもらった! これって「ホワイト企業」ということですか? 内定を承諾するか迷っているのですが、交通費を支給されるのは“普通”なのでしょうか?
慢性化する人手不足から、求人市場では求職者側優位の「売り手市場」が長く続いています。企業は入社希望者を増やしていくため、給与待遇の改善などだけでなく、求職者が会社説明会やインターンシップなどに参加する場合の交通費負担をすることが増えているようです。
 
就活生に対して交通費を支給することは「ホワイト企業」のあかしなのでしょうか。直近のデータを参照しながら考えてみましょう。
山田圭佑

執筆者:山田圭佑(やまだ けいすけ)

FP2級・AFP、国家資格キャリアコンサルタント

「応募した企業から交通費など支給された」就活生の割合とは

「マイナビ」の調べによれば、「応募した企業から交通費などを支給された」という就活生の割合と、支給金額の平均額は図表1の通りです。
 
図表1

図表1

マイナビ 2025年卒 学生就職モニター調査6月の活動状況
 
2023年6月の調査(2024年卒 学生就職モニター調査)では回答者全体の約6割(59.4%)が、2024年6月の調査(2025年卒 学生就職モニター調査)では回答者全体の約7割(67.9%)の学生が、就職活動中に企業から交通費を支給された経験をしています。
 
交通費支給金額の平均も、昨年の3万9459円から今年は4万3031円へと上昇しており、企業が就活生に対しての待遇を手厚くしていることが見て取れます。また、交通費が支給されたのは「最終面接時」や「インターンシップ・仕事体験参加時」など、就職を決定づける重要な局面が多いようです。
 
理系の学生に対しては特に交通費の支給割合・支給額とも高くなっており、企業が理系の技術・知識を有する人物に対して採用を強化していること、人手不足が深刻になっていることが想像できます。
 
現代の日本においては、長引く人手不足から就職希望者・従業員に対する待遇が急激に改善されてきており、就職希望者に対して面接などへ参加した際に交通費を支給する会社は決して珍しくなくなってきていると言えるでしょう。
 

就職希望者へ「交通費支給」をする会社は、ホワイト企業といえるの?

キャリアコンサルタントである筆者としては、「面接会場に出向いた際に交通費支給をしてくれる会社は、ホワイト企業である」という判断は、誤りとはいえないまでも、分析不足の考え方であると思います。
 
就職希望者へ交通費支給をする企業は「人材採用にお金をかけている・かける余裕のある企業」であることは間違いありませんが、「ホワイト企業」であるという保証は全くありません。意地の悪い見方をすれば、実はその会社は就職希望者に対して交通費支給などの優遇措置を取らなければならないほど、人材採用に苦労をしている「ブラック企業」であるかもしれません。
 
就職希望者への交通費支給に限らず、採用後の給与・賞与をはじめとした待遇などは、その企業の経営姿勢を具体的に示す1つの要素でしかありません。就職希望者側が表面的な雇用条件などのみを理由として安易に就職を決めてしまうと、のちのちに後悔することが多くあります。
 
就職・転職は人生の大きな転機です。「交通費支給」などの目先の待遇に惑わされず、多角的な自己分析・企業分析を十分に行ったうえで、冷静で長期的な目線を持ち、就職先を選んでいくことを強くおすすめいたします。
 

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まとめ

就職希望者に対して、最終面接など重要な局面において「交通費支給」を行う企業は増加傾向にあります。ただ、これは「日本企業のホワイト化」をダイレクトに示しているものではなく、「人手不足の深刻化」や「ライバル企業との人材確保の競争激化」といった側面があることも考えなければなりません。
 
就活生に交通費を支給する会社は「人材採用にお金をかけている・かける余裕のある企業」であることは間違いありませんが、それだけを理由として入社を決めるようなことはおすすめできません。
 
就職活動をする場合は、基本に忠実に、多角的な視点から企業分析をし、自分の価値観と会社側が求める人材像がマッチしているかを冷静に考えましょう。
 

出典

マイナビ 2025年卒 学生就職モニター調査6月の活動状況
マイナビキャリアリサーチ 2024年卒 学生就職モニター調査6月の活動状況
 
執筆者:山田圭佑
FP2級・AFP、国家資格キャリアコンサルタント

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