更新日: 2024.09.29 子育て
【内祝い】七五三のお祝いを叔母に頂きました。お返しは必要でしょうか? 七五三なのでしなくても大丈夫ですよね?
本記事では、七五三のお祝いのお返しについて解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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七五三お祝いのお返し
七五三は、地域の風習によって異なることもありますが、一般的に3歳と5歳の男の子、そして3歳と7歳の女の子が対象の日本の伝統的な儀式です。子どもの成長に感謝し、さらなる健やかな成長を神様に願う機会です。
この行事では家族や親戚からお祝いを頂くことが多いですが、基本的には七五三のお返しは不要とされています。しかし最近では、「お礼の気持ちを伝えたい」と考え、ささやかなお返しをする方も増えてきています。
遠くに住んでいる方や親しい友人からのお祝いにお礼をする際には、お礼状や記念写真と共に、小さな贈り物を贈るのがよいでしょう。地域によってマナーが異なることもあるため、迷う場合は少しでもお返しをしておくと安心です。
喜ばれる内祝いの選び方
七五三の内祝いには、食品や日用品などの「消えもの」が人気です。消えものとは、食べ物や飲み物のように消費されてなくなる品物のことで、気軽に贈れるのが魅力です。
相手にアレルギーがある場合や食べ物・飲み物を贈るのが不安な場合は、タオルや石けん、洗剤などの消耗品を選ぶと安心です。高級感のあるものや人気ブランドのアイテムもよいでしょう。内祝いの品選びは、相手の好みや家族構成に合わせた内容と量を考えるのがポイントです。
内祝いで贈ってはいけない品
内祝いを贈る際には、避けたほうがよい品物があります。まず、ガラスや陶器などの割れ物は「縁が壊れる」と連想されるため、贈り物には不向きです。刃物も「縁が切れる」という意味があるため、内祝いには避けたほうがよいでしょう。
また、現金や商品券も、金額が分かってしまうため避けられる傾向があります。
内祝いの金額相場
内祝いを贈る際の相場は、頂いた金額の半分から3分の1程度が目安とされています。同年代の方には半額程度を、目上の方には3分の1ほどの金額が一般的です。
例えば、1万円のお祝いを頂いた場合、3000~5000円相当のお返しをするのが適切です。
内祝いの金額設定は相場を大きく超える金額も、逆に低すぎる金額も失礼にあたるため注意が必要です。さらに、頂いたお祝いの金額を上回る高額な品を贈るのもマナー違反とされています。
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七五三の内祝いを渡す時期
七五三の内祝いを贈る時期としては、お祝いを頂いてから1〜2週間以内が適しています。お返しはなるべく早く渡すのがマナーで、遅くとも1ヶ月以内には済ませるようにしましょう。遅くなってしまう際は、事前に電話で感謝の気持ちを伝えることが大切です。
内祝いにかけるのしについて
七五三の内祝いには、紅白の「蝶結びの水引」ののし紙を選ぶのが適切です。この蝶結びの水引は何度でも結び直せるため、七五三以外にも出産や進学、出世などの祝い事に幅広く使われます。水引の本数は、3本、5本、7本などの奇数が基本で、市販ののし紙には5本の水引が印刷されていることが多いです。
のし紙の上側には「七五三内祝」や「内祝」、または「御礼」と記入します。のし紙のかけ方には商品に直接のし紙をかけてその上から包装紙で包む「内のし」と、包装紙の上からのし紙をかける「外のし」がありますが、内祝いの場合は内のしが一般的です。
七五三のお祝いのお返しは、必ずしも必要ではない
七五三のお祝いのお返しは、必ずしも必要ではありませんが、感謝の気持ちを伝えたい場合は、内祝いを贈るとよいでしょう。内祝いは、贈る相手との関係性によって金額や品物が変わってきます。地域によっては、内祝いの風習が異なる場合があるので、ご注意ください。
大切なのは、感謝の気持ちを伝えることです。相手との関係性や、ご自身の気持ちに合わせて、適切な方法でお返しを検討してみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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