1歳の息子のために、ファミレスに手作りご飯を「持ち込み」したいです。これってマナー違反でしょうか?

配信日: 2024.10.21

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1歳の息子のために、ファミレスに手作りご飯を「持ち込み」したいです。これってマナー違反でしょうか?
「幼い子どもと飲食店を利用したいけれど、外食はまださせたくない」と感じる保護者もいるでしょう。子ども用の食事を持参できれば安心ですが、飲食店への持ち込みはマナー違反なのでしょうか。
 
そこで今回は、「持ち込みのマナー上の扱い」と「幼児食の持ち込み」の2点に焦点をあてて解説します。幼い子どもの外食に不安がある方は、ぜひご覧ください。
FINANCIAL FIELD編集部

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持ち込みはマナー違反?

飲食店への持ち込み可否は、店の判断に一任されますが、マナー違反と見なされることもあるようです。理由は、持ち込んだ食品が原因で、食中毒などの衛生上のトラブルが発生する可能性などが挙げられます。
 
また、飲食店のメニュー料金には場所代も含まれると考えられ、注文をせず場所だけを利用する行為は不適切という側面もあるかもしれません。
 
持ち込みを禁止する法律はありませんが、店員から注意を受けたり、最悪の場合は退去や罰金を求められたりするケースも考えられます。店の指示に従わない場合は、法的な問題に発展する可能性もあるため、申し出には従わなければなりません。
 
また、離乳食は卒業したものの、お子さまランチを食べさせるにはまだ早いと思われる方もいるでしょう。中にはベビーフードや小さなお子さま用に薄く味付けをしたうどんなど、消化にいいものを提供している飲食店もあるようです。
 
価格はお店にもよりますが、ベビーフードであれば200円程度、お子さまうどんであれば150円程度と比較的安価で提供されているようです。
 
先述した食中毒のリスクなどの衛生トラブルの危険性や、メニューの料金に含まれる場所代なども懸念すると、このようなサービスがある飲食店を探してみるのも方法の一つでしょう。
 

幼児食のみ持ち込みを認めている店もある

持ち込みを原則禁止している店でも、幼児食に限っては認めている場合があります。
 
また、ホームページなどに記載がなくとも、持ち込みの理由を合理的に説明できれば、例外的に許可されることもあるようです。電話で事前に問い合わせ、事情を説明したうえで、持ち込みの可否を確認するといいでしょう。
 
ただし、「幼児食を持ち込めるのは何歳まで」「未開封のレトルト食品しか持ち込めない」などの制限があることも考えられるため、こうした点もあわせて確認しましょう。
 

幼児食を持ち込む際の注意点

幼児食を持ち込む際には、おもに3つの注意点を守りましょう。
 

注意点1:入店時に再度確認する

1点目は、入店時にスタッフに確認をとることです。ホームページに「離乳食持ち込み可能」などの記載があったとしても、「離乳食を持ち込めると伺ったのですが」などの形で確認をとるといいでしょう。とくにチェーン店は、サービスが店舗によって異なる場合があるため、ひと言伝えると安心です。
 

注意点2:ほかのお客に配慮する

2点目は、ほかのお客への配慮です。子どもの食べこぼしや泣き声などを、迷惑に感じる人もいるかもしれません。
 
とはいえ、外食の経験が少ない子どもなら、慣れない環境に戸惑うこともあるでしょう。とくに初めての外食であれば、子どもがどのような反応を見せるかは未知数な部分が多く判断に迷うかもしれません。
 
そうした場合は、お客が少ない時間に利用して子どもの反応を確認したり、フードコートのような席を立ちやすい環境から始めたりといった工夫も必要でしょう。
 

注意点3:ゴミはすべて持ち帰る

3点目は、ゴミの持ち帰りです。持ち込んだ幼児食のパッケージや食べ残しなどは、すべて持ち帰りましょう。バッグに入れても汚れないよう、大きめのビニール袋などを用意しておくといいでしょう。
 
さらにテーブルを汚してしまった場合などに備えて、ウェットティッシュやタオルなどを持参しておくと、食事をより安心して楽しめます。
 

持ち込みの可否は店により異なる|幼児食のみ認められることも

飲食店への持ち込み可否は、店により異なりますが、持ち込みはマナー違反という意見も多いようです。店が禁止している場合には、退去や罰金を求められることもあるため、必ず確認しましょう。
 
ただし、離乳食などの幼児食のみ、例外的に持ち込める店もあります。利用したい店がある場合は、ホームページや電話などで問い合わせることをおすすめします。もし幼児食の持ち込みが認められた場合には、ほかのお客への配慮やゴミの持ち帰りなど、注意点を守って利用しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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