更新日: 2024.10.24 その他暮らし

親友の結婚式に招待されました。「金欠なのは承知しているし無理するな」と言われましたが、最低でも「3万円」は用意するべきですよね…?

親友の結婚式に招待されました。「金欠なのは承知しているし無理するな」と言われましたが、最低でも「3万円」は用意するべきですよね…?
コロナ禍により激減した結婚式の実施率は、2021年から2023年にかけて上昇傾向にあります。親類や友人の結婚式に招待される機会も増えた、と実感している方も多いことでしょう。その一方で、2021年後半から続く物価高によって、生活が厳しいと感じている人は少なくありません。
 
そこで本記事では、親友の結婚式に招待されたときのご祝儀「3万円」に焦点をあてて考えてみましょう。生活が厳しいなか、ご祝儀を準備すべきかどうかを一緒に考えてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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親友の結婚式のご祝儀は3万円用意するべき?

親友の結婚式に招待されて、挙式と披露宴に出席する場合のご祝儀の目安を表1にまとめました。
 
表1

招待客 友人 上司 親族 恩師
2万円未満 0.2% 0.1% 0.1% 0.3%
2~3万円未満 1.1% 0.2% 1.1% 0.5%
3~4万円未満 98.0% 48.7% 10.0% 56.3%
4~5万円未満 0.4% 4.3% 3.6% 1.5%
5~10万円未満 0.3% 44.8% 57.8% 37.6%
10万円以上 2.0% 27.3% 3.9%

出典:(株)リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査 2023年 首都圏」より筆者作成
 
ご祝儀は、割り切れない奇数が好まれる可能性もあります。そのため、親友を含む友人へのご祝儀は、3万円が妥当と考えられるでしょう。実際、図表1からも98.0%と多くの方が、ご祝儀では3~4万円未満を準備しています。
 

親友の結婚式でご祝儀が3万円を包む理由

結婚式のご祝儀は、2つの役目を果たしています。3万円のうち2万円は、披露宴への参加費用です。食事代や飲食代を支払うことで、新郎新婦の負担を軽くするために持参します。そして、残りの1万円が結婚のお祝い金となります。
 
株式会社リクルートの「ゼクシィ結婚トレンド調査2023 首都圏」によると、1人あたりの料理と飲み物費用の合計額の全国平均は2万700円です。披露宴の飲食代を考えると、親友のご祝儀が3万円ということにも納得できることでしょう。
 

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親友の結婚式でご祝儀が難しいときの対処法

親友から結婚式の招待を受けたとき、ご祝儀の準備が困難な方も少なくないでしょう。しかし、結婚式の「ご祝儀は無理するな」と言われても、手ぶらで結婚式へ参加するのは失礼にあたる可能性があります。
 
そこで本項では、ご祝儀が難しいときの対処法を紹介します。
 

披露宴を欠席する

親友の結婚式で披露宴を欠席する場合は、ご祝儀の相場は1万円となります。結婚式に参加する自身の飲食費用を除けば、妥当な金額だといえるでしょう。
 
結婚式に欠席する場合は、事前に招待状の返事をすることが礼儀です。当日のキャンセルは披露宴の準備が済んでいるため、3万円のご祝儀を包む必要があるといえるでしょう。
 
また、親友の顔を直接見てお祝いを伝えたい場合は、挙式だけ参列する方法もあります。親友なのに結婚式に足を運ばなかったとなると、人間関係にヒビが入る可能性も、ほんの少しではありますが考えられます。ご祝儀の3万円を捻出できない場合は、挙式のみに参列する方法で結婚式へ参加するのもおすすめです。
 

二次会だけ参加する

「ゼクシィ結婚トレンド調査2023首都圏」によると、19%のカップルが二次会をおこなっています。参加者の全国平均費用は、男性が5800円、女性が5100円です。
 
会費制の二次会なら、ご祝儀袋には入れず現金で渡すのがよいかもしれません。会費とは別にお祝いとして現金を渡すのであれば、5000円または1万円がおすすめです。受付の混乱を避けるためにも、新郎新婦へ手渡しすると、より気持ちが伝わる可能性もあります。
 

親友へのご祝儀3万円が厳しければ参加方法を考えよう

親友の結婚式が挙式と披露宴のセットなら、ご祝儀には3万円を包むのがマナーとされていますが、一概にはいえません。経済状況が厳しいなら披露宴への参加を避け、挙式や二次会だけに参列することを検討してみましょう。
 
親友だからこそ、お祝い事に顔を出さないのは失礼にあたるという考え方もあります。良好な人間関係を継続するためにも、前向きに考えてみてもよいかもしれません。
 

出典

株式会社リクルート ゼクシィ結婚トレンド調査2023首都圏
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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