更新日: 2024.11.07 その他暮らし

友人を好きなバンドのライブに誘ったら「チケ代8000円は高くない? 」と断られてしまいました…。ライブのチケット代って、どのくらいが平均的なのでしょうか?

友人を好きなバンドのライブに誘ったら「チケ代8000円は高くない? 」と断られてしまいました…。ライブのチケット代って、どのくらいが平均的なのでしょうか?
趣味やその楽しみ方が多様化してきている昨今において、音楽鑑賞を好む方は多いでしょう。音楽の楽しみ方は人それぞれですが、バンドなど好きなアーティストがいる場合はライブに参戦する方も少なくないはずです。
 
そこで、本記事ではライブにおけるチケット代の平均価格について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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ライブにおけるチケットの平均価格

一般社団法人であるコンサートプロモーターズ協会が実施した調査によると、チケットの平均価格は7397円とされています。つまり、8000円のチケット代は平均価格を基準に考えるとやや高い可能性があるといえるでしょう。
 
とはいえ、チケット代はキリのよい価格に設定されることが一般的であり、その点を考慮すると平均的ともいえます。また、前年同期比は104.3%であったことから、イレギュラーな調査結果でもなさそうです。
 
ただし、ライブのチケット代はアーティストや会場の規模などにより大きく異なります。小さなライブハウスなど、収容人数が少ない会場であれば価格は低くなりがちですが、アリーナやドームでの開催になれば平均価格を超えることも少なくないでしょう。
 
また、アーティストの人気もチケット代を左右する一つの要因になるでしょう。人気があれば、チケット代が高めに設定されていても集客を見込めるからです。
 

ライブ参戦にかかる費用

ライブ参戦にかかる費用の内訳は以下の通りです。


・チケット代
・ドリンク代
・グッズ代
・交通費
・宿泊費用

上記はあくまで一般的な内訳ですが、チケット代と交通費は必ずかかる費用といえます。ライブ会場が自宅から遠ければ、いわゆる遠征が必要になります。その際には交通費が増大するだけでなく、宿泊費用も必要になるでしょう。
 
人気のアーティストであれば、会場周辺の宿泊施設は争奪戦になることが予想されます。安価なホテルなど、希望の宿泊施設の予約が取れない場合もあるでしょう。その場合は割高な宿泊施設へ泊まるか、会場から大きく移動する必要があります。どちらにしても、想定以上の出費が発生する可能性があります。
 
ドリンク代とは、ライブハウスへの入場時に支払うものです。そのため、アリーナやドームなどであれば基本的に必要ありません。ドリンク代の有無と値段はチケットや公式サイトに記載されているはずですので、忘れずに確認しておきましょう。
 

ライブ参戦費用を捻出するための節約術

ライブ参戦はあくまで趣味の一つであり、いわゆる生活費には該当しません。そのため、家計における優先度としては低めでしょう。
 
しかし、ストレス発散や日常生活における幸福度を考えると、なくてはならないものだと考える方は多いはずです。チケット代や交通費、グッズの購入費用などを捻出する方法として、日頃からの節約は有効的な手段の一つだと考えられます。
 
ただし、健康を害するなどの過度な節約は危険なので控えましょう。おすすめの節約方法は以下の通りです。


・ガスや電気の料金プランを見直す
・スマホの料金プランを見直す
・補償内容を含めた、加入保険の見直し
・省エネ家電の利用
・自炊をする
・コンビニの利用を控える
・キャッシュレス決済でポイントを貯める

上記はあくまで一部ですが、少しずつでも実施することで成果は出てくるはずです。
 
なお、節約の対象は固定費と変動費に大きく分かれます。固定費は見直しにおける煩雑さが目立つ一方で、一度手を加えれば半永久的に節約効果を得られる可能性がある点が魅力です。
 
対して、食費などが該当する変動費には取り組みやすさがあります。食費においても自炊はもちろん、買い物の仕方などを意識するだけで節約効果を実感できるかもしれません。
 

ライブチケットの平均価格は約7400円

ライブチケットの平均価格は7400円ほどとされています。平均価格と比較すると8000円は高い可能性がありますが、アーティストや会場などによって価格に幅がある点を含めると、おおむね平均的ともいえるでしょう。
 
ただし、ライブへ参戦する際にかかる費用はチケット代だけではありません。少なからず交通費がかかりますし、開催地が遠方なら宿泊費用がかかるケースも考えられます。自分の経済状況を把握し、無理なく趣味を楽しみましょう。
 

出典

一般社団法人コンサートプロモーターズ協会 ACPC基礎調査 2019年のライブ市場調査データ
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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