更新日: 2024.11.14 その他暮らし
遊園地に車で行ったら、駐車料金が「1500円」だった! 徒歩10分の距離に「800円」の駐車場があるなら、そっちに停めるべき?
執筆者:宇野源一(うの げんいち)
AFP
王道の「施設内の駐車場」を選択する場合
最も簡単かつオーソドックスな方法は、多少費用がかかったとしても施設が用意している駐車場を利用することでしょう。なにより車を停めてから短時間で遊びに行けるという大きなメリットが存在します。目的地に着いたらすぐに遊びたい、というニーズに応えているのが施設に隣接した駐車場です。費用はそれなりにかかってしまいますが有意義な時間を過ごせることでしょう。
また、手荷物を車に置きに行ったり取りに行ったりするのも容易です。
一方で多くのお客さんが利用するため、開園時間や閉園時間間際になると駐車場に出入りする車による渋滞が発生して時間を取られてしまうというデメリットもあります。
時間と労力はかかるが安価な「近隣の民間駐車場」を利用する場合
遊園地やテーマパークの近くには、地元の企業や地主が運営している駐車場があることが多いです。こういった駐車場は施設隣接型の駐車場よりも安価な価格設定をしてお客さんの奪い合いをしています。
施設から少し離れてしまうことも多いため、車を停めてからの移動に時間や労力を要しますが、そのぶん車を停めるのにかかる費用を抑えられますので、施設内での遊びや飲食にそのお金を回すことができるためコストパフォーマンスは高いでしょう。
しかし一方で、車を停めてから入園するまでに一般道を歩いて移動する必要があるので時間のロスがあります。また駐車場によっては舗装されていない砂利敷きということも多く、車が汚れたり傷ついてしまったりする可能性があります。車を大切に扱っている人にとってはデメリットに感じるかもしれません。
タイパで選ぶかコスパで選ぶかは置かれている状況で判断しよう
記事タイトルにあるような、金額が倍も違うというケースは少ないかもしれません。ですが、費用対効果で駐車場を選ぶ方法も時間短縮などを見越して駐車場を選ぶ方法もどちらも一長一短であると言えます。
「駐車料金も安いうえに移動時間も短い」というのが理想的ではありますが、こういった駐車場に出会うのは至難の業です。二兎を追う者は一兎をも得ず、ということわざもありますが「子連れ」や「大切なデート」であるならば、費用負担が多くなっても同行者の不満が出ない方法を選ぶのも1つの方法です。
お金と時間はどちらも大切です。ですが「その場を楽しんでいる人の気持ち」を優先した上で選択しましょう。
執筆者:宇野源一
AFP