更新日: 2024.11.30 その他暮らし
夫が新車を購入するなら「値引き交渉をするのが当たり前」と言っていました。15%ほど値引きしてもらいたいそうですが、そんなにうまくいくものですか?
よりお得に新車を購入したい方は、値引きのコツなどを押さえておきましょう。今回は新車の値引きについて、相場や値引き交渉を成功させるポイントなどを紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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新車の値引き相場は5~15%前後
新車の値引き相場は5~15%前後です。ディーラーはある程度の値引き交渉があることを前提に価格を設定しているといわれています。中にはブランド戦略として値引きをしない車種もありますが、一般的には10%前後の値引きであれば応じてくれる可能性は高いでしょう。
なお、値引き率は車の価格やタイミングによっても異なります。軽自動車のように元の価格が比較的安い場合はディーラーの値下げ余地が小さいため、値引き率は小さくなる傾向にあります。一方で、価格が高い車であれば10%以上の値下げに応じてもらえるかもしれません。
また、新モデル発売直後に比べると、フルモデルチェンジ前のタイミングの方が値引きに応じてもらいやすくなります。
新車の値引きを成功させるポイント
値引き交渉があることを前提にしているディーラーや営業担当者が多いとはいえ、どの程度の値引きに応じてもらえるかは人それぞれです。交渉の際はここで紹介するポイントを意識するとよいでしょう。
決算やセールのタイミングを狙う
ディーラーの決算やセール時期は、売り上げを増やしたいと考えている担当者が多いため値引き交渉が成功しやすいタイミングです。
具体的には3月もしくは9月を決算期としているディーラーが多いでしょう。セールは企業のボーナスが出ることが多い6月や11~12月ごろに実施される傾向があります。
値引きしてほしい金額と理由を伝える
値引き交渉の際は「◯◯円にしてくれたら買う」などと具体的な金額を伝える方が成功しやすくなります。「月収が◯円なので、◯◯円なら払える」などと値下げしてほしい理由も添えると、本気度が伝わります。
一方で、漠然と「安くしてほしい」と言ったり、いきなり2割以上の値下げを要求したりするのはおすすめできません。購入意欲が高くないと思われて交渉がうまくいかない可能性があります。
他社からも見積もりを取る
同じ車種でも値下げ率はディーラーによって異なる場合があります。複数社から見積もりを取って条件の良いところを探しましょう。また、他社の見積もり結果を見せることで、交渉がうまくいくこともあります。
営業担当者からの印象を良くしておく
営業担当者も人間である以上、態度の良くない人に無理して値引きしようとは思いません。ディーラーとは車の購入後もメンテナンスや車検などで交流が続くため、「態度の良くない人に買ってもらいたくない」と思われる可能性もあります。
営業担当者に好印象を持ってもらえれば、値引き交渉が成功しやすくなるでしょう。丁寧に接することや、むちゃな要求をしないことを心がけることが大切です。
ディーラーオプションをつける
値引きしてもらう条件として、ディーラーオプションをつける方法もあります。ディーラーオプションからもある程度値引きができるため、全体としての値引き額が大きくなる可能性があります。
メーカー純正品からディーラーオプションのカーナビに替える、撥水(はっすい)コーティングを追加するといった方法がおすすめです。
友人・知人から紹介されたディーラーで買う
友人や知人、家族から紹介されたディーラーでは値引き交渉が成功しやすい傾向があります。ディーラーからみると、既存客の紹介で来た人は購入意欲が高いと考えられるためです。
また、営業担当者は人とのつながりを大切にします。紹介してくれた方の顔を立てるためにできる限りサービスしてくれることが多いでしょう。
新車購入時は値引き交渉をしよう
新車をお得に買いたい場合は値引きしてもらえるか交渉しましょう。
10%前後であれば応じてもらえる可能性があります。ディーラーの決算やセールの時期を狙う、値引きしてほしい金額を伝える、ディーラーオプションをつけることなどが値引き交渉を成功させるポイントです。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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