夫がトヨタの「ランドクルーザー」がほしいと言います。500万円以上するというのですが、世帯年収600万円のわが家には高すぎますよね?

配信日: 2024.12.15

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夫がトヨタの「ランドクルーザー」がほしいと言います。500万円以上するというのですが、世帯年収600万円のわが家には高すぎますよね?
「ランドクルーザーがほしい!」と夫が突然切り出したら、どう答えますか?
 
その重厚なデザインや走破性に魅了される気持ちはわかりますが、その価格を聞くと驚く方も多いでしょう。500万円以上する高級SUVを世帯年収600万円の家庭が購入するのは、現実的なのでしょうか?
 
この記事では、その魅力やコスト、家計へのリスクについて掘り下げ、購入を検討する際の参考になる情報をお届けします。
FINANCIAL FIELD編集部

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ランドクルーザーの魅力と価格帯

トヨタのランドクルーザーは、その圧倒的な存在感と高い走破性で多くの人を魅了する高級SUVです。特に男性にとっては、「憧れの車」「一度は乗ってみたい車」として人気が高いモデルです。
 
ランドクルーザーの価格帯は、510万円から800万円程度となっています。グレードやオプションによっては、さらに高額になることもあります。この価格帯は、一般的な家庭用車と比べるとかなり高額です。
 
ランドクルーザーの魅力は、その高い走行性能だけではありません。耐久性や信頼性も高く、長く乗り続けられる車として知られています。また、中古車市場での人気も高く、比較的高値で売却できる可能性があるため、資産価値の面でも魅力的です。
 

ランドクルーザー購入時に必要な費用と維持費

ランドクルーザーの乗り出し価格は、グレードによって異なりますが、今回は「ランドクルーザープラド 2.8TZ-G」について見ていきましょう。
 
車の購入や売却など、カーライフに役立つ情報を提供している株式会社アイディーインフォメーションが運営する「夢あるカーライフ」の見積もりによると、ランドクルーザープラド 2.8TZ-Gの乗り出し価格は約595万円です。
 
また、車両購入費に加えて、高額な維持費も考慮する必要があります。燃料費や税金、保険料、メンテナンス費用などを合計すると、ローン返済以外にも毎月の出費が大幅に増える可能性があります。
 
株式会社 カーセブン デジフィールドが運営する中古車売買の情報サイト「カーセブン」の試算によれば、ランドクルーザープラドの年間維持費は23〜37万円程度とされています。
 
このような維持費を含めた総コストを事前に把握し、無理のない計画を立てることが重要です。内訳は以下のとおりになります。


・自動車税:5万8600円
・車検費用:約5万7000円
・ガソリン代:10万~16万円程度(年間8000km想定)
・任意保険料1万5000~9万5000円

 

世帯年収600万円で高級車を買うリスク

世帯年収600万円の家庭にとって、500万円以上する車を購入することは非常に大きなリスクを伴います。一般的に、車の購入費は年収の半分以下に抑えるべきだと言われています。この基準に従えば、世帯年収600万円の家庭が購入できる車の価格は300万円以下となります。
 
また、ランドクルーザーを購入する際にローンを利用する場合、毎月の返済額が家計を圧迫する可能性があります。ローンの返済額は手取り収入の20%程度に抑えると負担が少なくなるでしょう。
 
世帯年収600万円の場合、手取り月収は約37万円程度と想定されます。その20%である7.4万円がローン返済の上限となります。
 
さらに、万が一の失業や収入減少のリスクも考慮する必要があります。高額なローンを抱えている状態で収入が減少すると、返済が困難になり、最悪の場合、車を手放さざるを得なくなる可能性もあります。
 

まとめ

ランドクルーザーは非常に魅力的な高級SUVですが、その価格や維持費を考慮すると、購入には慎重な判断が必要です。特に、世帯年収が600万円程度の場合、車にかかる費用が家計に与える影響は無視できません。
 
車は生活の質を向上させる存在である一方で、無理なローンや高額な維持費が家計を圧迫すると、かえって生活の質を損なうリスクもあります。そのため、高級車を所有する際には、家計に無理のない範囲で計画的に準備することが重要です。
 
購入前にしっかりと予算を立て、できる限り多くの貯金や頭金を準備して月々の負担を軽減しましょう。
 

出典

株式会社アイディーインフォメーション 夢のあるカーライフ トヨタ ランドクルーザープラドの新車乗り出し価格は?見積もり書を公開
株式会社 カーセブン デジフィールド ランドクルーザープラドの維持費はどれくらい?税金や車検費用・維持費を安く抑える方法について解説
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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