近々「結婚式なし」で結婚予定です。友人にお祝いで「3万円」もらったのですが、お返しは必要でしすか?「半額」返せば大丈夫でしょうか?
配信日: 2024.12.29
本記事では「結婚式を行わない場合に、結婚祝いをもらった場合のお返しをどのようにしたらいいのか」について解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
目次
ウェディングイベントをしない人たちの割合はどのくらい?
結婚式を含め、ウェディングパーティーや親族中心の食事会、ウェディングフォトといったウェディングイベントを行わなかった人たちの割合について見ていきましょう。
株式会社リクルートが実施した「結婚総合意識調査2024」によると、以下の通りです。
●結婚を機としたウェディングイベントを実施した:77.8%
●ウェディングイベントを実施しなかった:22.2%
コロナが落ち着いてきたこともあってウェディングイベントを実施する人たちの割合が増えつつあるものの、結婚に関する特別なイベントを実施していないという人たちも2割程度いることが分かります。
結婚式をしない場合に、お祝いをもらったときのお返しはどうしたらいい?
一般的に、いただいた結婚祝いへのお返しの相場は、お祝いでもらった金額の3分の1~半額程度とされています。つまり3万円をもらった場合は1万円~1万5000円となります。
2人の門出を応援する気持ちで包んでくれている場合が多いため、高額なお返しをすることはかえって失礼になる可能性があります。感謝の気持ちを伝え、相手の好みそうなものをお返しとして贈るとよいでしょう。
結婚式をしない場合でお祝いをもらった後に知っておきたい流れ
お祝いをもらった場合に、どのような流れで対応したらいいのか迷う人もいるかもしれません。一般的に、お祝いをもらったあとは以下のような対応がおすすめです。
●結婚祝いを受け取り次第、3日以内に相手にお礼を伝える
●お祝いを受け取ってから1ヶ月以内に相場に合わせた品物を用意する
●品物が用意でき次第、すぐに手渡すか郵送する
大切なのは相手に感謝の気持ちを伝えることです。お祝いをもらったらすぐに対応をすることで、相手に自分の感謝の気持ちが伝わるでしょう。
お返しを選ぶときに知っておきたい注意点やマナーについて
お返しを選ぶ際のマナーはさまざまなものがありますが、結婚内祝いで避けたほうがいいギフトとして主に以下のものが挙げられます。
●現金や商品券
●「切る」「割れる」といったものを連想させる刃物や割れやすいもの
●別れを連想させるハンカチ
●苦しみや死といったものを連想させるくし
基本的に、縁起の悪い言葉を連想させるようなものを内祝いとして送ることはよくないとされています。また、現金や商品券なども相手からもらったものをそのまま渡すような意味合いになってしまうため、避けたほうがよいでしょう。
これらの注意点に気を付けながら、相手が喜びそうな商品を贈るように準備しましょう。
お祝いをもらったら、3分の1~半額程度のお返しをしよう
結婚式を挙げない場合に、友人からお祝いをもらった際のお返しの方法について解説しました。
一般的にお祝いのお返しは「3分の1~半額程度」となっています。2人を祝福したいという友人の気持ちに応えられるように、お返しを選ぶ際の注意点やマナーに気を付けながら内祝いを贈りましょう。
出典
株式会社リクルート 結婚総合意識調査2024
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー