余った年賀状は「現金化」できる? 年賀はがき等の無料交換について解説

配信日: 2025.01.21

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余った年賀状は「現金化」できる? 年賀はがき等の無料交換について解説
年賀状が余ったときに、郵便局で交換できるのか気になる方も多いのではないでしょうか。古い年賀はがきが自宅に眠っており、「いつまで交換できるのか」「どんな状態でも交換可能なのか」といった疑問をお持ちの方も少なくないでしょう。
 
本記事では、過去の年賀状の取り扱いや交換可能な条件など、「年賀はがきの交換制度」について解説します。手数料の有無についてもまとめていますので、参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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年賀状の交換方法

年賀状の交換方法には、複数の選択肢があります。初めに、年賀状の交換方法と期限について解説します。
 

郵便局での交換

使い切れなかった年賀はがきは、所定の手数料を払えば、各郵便局で切手などと交換することができます。手数料は、99枚までは1枚につき6円、100枚以上交換する場合は1枚につき13円がかかります。
 
交換する際には、現金化ではなく普通切手や郵便はがき、特定封筒などに替える仕組みです。なお、デザイン印刷された年賀はがき(お手軽年賀など)については、印刷料金を差し引いた料額分のみが交換の対象となります。
 
郵便局で、年賀状と交換できるものは以下の通りです。

●普通切手
●通常はがき
●往復はがき
●郵便書簡
●特定封筒(レターパック封筒およびスマートレター封筒)

ただし、汚損や破損、料額印面の場合は交換できないためご注意ください。
 

金券ショップで現金化

郵便局では現金化できませんが、金券ショップであれば現金化が可能です。あるサービスでは「年賀はがき85円(くぼみ入り)無地1枚」を、58円で買い取っているようです。インクジェット紙であれば、1枚あたり60円で買い取り可能です。
 
また、金券ショップでは、古い年賀はがきも買い取りできます。額面63円の旧年賀はがきを31円に現金化できるようです。額面52円の旧年賀状も、26円で買い取りしています。
 
ただし、金券ショップによっては買い取りできない場合もあるため、事前に確認しましょう。
 

書き損じの年賀状は交換できる?

書き損じた年賀状は、手数料を支払えば普通切手や各種封筒と交換できます。手数料は、99枚までは1枚につき6円、100枚以上交換する場合は1枚につき13円かかります。
 
汚れがなく、き損した郵便切手や料額印面(金額が印刷されている部分)でないことが、交換の条件です。100枚以上まとめて交換する場合は、種類別や金額別に整理して提出する必要があります。
 

喪中で使えなくなった年賀状は交換できる?

近親者の不幸により年賀状が使用できなくなった場合、年賀はがきを普通切手などに交換できます。この場合は、お年玉付き年賀はがきや、寄付金付きお年玉付き郵便切手は、手数料なしで交換可能です。
 
ただし、印刷済みの年賀状(お手軽年賀など)については、印刷費用を除いた郵便料金分のみが交換の対象です。
 
交換は、年賀はがきの販売期間内に限られます。手続きの際は、郵便局窓口で喪中である旨を伝え、必要事項(住所、氏名、ご逝去された方との関係など)を専用用紙に記入してください。
 

古い年賀はがきは、金券ショップでなら「現金化」できる可能性がある

今回は、古い年賀状を現金化できるのかについて解説しました。古い年賀状を郵便局で交換する場合は、普通切手などと交換になります。ただし、汚れや破損がある場合は対象外となるため、注意して保管しましょう。
 
古い年賀状を現金化するのであれば、金券ショップで買い取ってもらう方法があります。金券ショップでは、古い年賀はがきや書き損じはがきも買い取り可能です。状況に応じて郵便局での交換か、金券ショップでの現金化を選択することで、余った年賀状を無駄なく活用できます。
 

出典

郵便局 書き損じはがき・切手の交換
郵便局 手数料 切手類の交換手数料
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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