「銀行」から「電話がかかってくる」のはどうして? 銀行から連絡があった際の「注意点」などを解説

配信日: 2025.02.17

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「銀行」から「電話がかかってくる」のはどうして? 銀行から連絡があった際の「注意点」などを解説
日常生活において、不意に銀行から電話がかかってくることがありますが、心当たりがない場合は戸惑ってしまう方も少なくないでしょう。
 
本記事では、銀行から電話がかかってくる理由について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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銀行から電話がかかってくる理由

銀行から電話がかかってくる理由はさまざまですが、主に4つの理由が考えられます。
 

資産運用や金融商品の販売などのセールス

トラブルなどがない場合、銀行から電話がかかってくる理由として比較的多いのが、資産運用や金融商品の販売といったセールスだとされています。銀行は多種多様な金融商品を取り扱っており、顧客の資産形成や資産運用を促すためにセールスを行うことがあります。
 
資産形成とは言葉通り、自身の資産を何らかの方法で作り上げていくことです。資産運用とは資産を増やすことを目的に、今ある資産をお金が増えやすい状態にすることを意味します。
 
つまり、資産形成という目的の手段の1つが資産運用です。資産運用としてイメージされやすいのは投資信託や株式投資などですが、普通預金や定期預金も利子が付くため、資産運用の1つといえます。
 
商品を購入したり、サービスを契約したりするか否かは個人の自由ですが、内容をよく理解してから実行しましょう。よく理解せずに購入や契約をすると、後になってトラブルに発展するケースもあるからです。
 
必要ないと感じたら、しっかりと断ることも大切です。
 

事務処理関係の問い合わせ

セールス以外に銀行から電話がかかってくる理由の候補となるのが、事務処理関係の問い合わせです。例えば、残高不足によって口座引き落としができなかった場合などが挙げられます。
 
引き落としができない場合、銀行としては指定の口座に代金を振り込んでもらうために顧客に電話をかけます。残高不足によって引き落としに失敗した場合、信用情報に傷がつく可能性があるため、早急に対応しましょう。
 

不正利用や誤入金に関する問い合わせ

不正利用や誤入金などの重大な問題から、顧客の資産を守ることも銀行の役目の1つです。そのため、状況によっては顧客に電話がかかってくることがあります。例えば、「口座番号や暗証番号が不正に利用された形跡がある」「他人から誤ってお金が入金された」といった内容です。
 
誤入金された場合には返金義務があります。誤入金されたお金を使ってしまうと大きなトラブルに発展する可能性もあり、注意が必要です。
 

ローンに関する問い合わせ

銀行は顧客にお金を貸し付けている場合、適切に回収する必要があります。いわゆるローンを滞納・延滞している顧客に対しては、返済を催促するために電話をかけることがあります。簡単にいえば、督促の電話です。
 
延滞・滞納している場合は早急に対応しましょう。返済が難しい場合には、返済条件の変更や猶予などの措置を取ってくれることもあるようなので、銀行側へ相談してみることをおすすめします。
 

銀行からの連絡時に注意すべきこと

銀行から電話がかかってきた場合、まずは本当に銀行からの電話なのか確認することをおすすめします。金融庁なども注意喚起をしているように、なりすましや詐欺などの可能性があるからです。なお、銀行の正しい電話番号は公式サイトや銀行からの書類などで確認できると考えられます。
 
なお、銀行へ折り返しの電話をかける場合は、窓口の営業時間内にするのがおすすめです。基本的に、銀行の営業時間は平日の9時から15時となっています。また、重大な内容である可能性もあるため、事前にメモの準備をしておくとよいでしょう。
 

銀行から電話がかかってくる理由はセールスや問い合わせなど

銀行から電話がかかってくる理由はさまざまですが、資産運用などのセールスのほか、引き落としに関する事務処理や不正利用の確認などの問い合わせであることが多いようです。
 
なお、なりすましや詐欺などの可能性もあるため、本当に銀行からの電話なのか確認することも大切です。状況に合わせて早急に対応しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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