ディーラーの「タイヤ交換費用」が「5万円」。費用をおさえるために、「セルフで交換」しても問題はない?

配信日: 2025.02.22

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ディーラーの「タイヤ交換費用」が「5万円」。費用をおさえるために、「セルフで交換」しても問題はない?
ディーラーでタイヤ交換を行うと、5万円程度の費用がかかる場合があるようですが、費用をおさえる方法があるのか気になる方もいるでしょう。
 
そこで今回は、ディーラーのタイヤ交換費用が高い理由や、セルフ交換で費用をおさえる方法について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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ディーラーでのタイヤ交換が高くなる理由

ディーラーでタイヤ交換した際に費用が高くなる理由として、以下の3つが挙げられます。
 

・国内の純正タイヤが選ばれやすい
・タイヤの仕入れ値が高い傾向にある
・専門性の高いサービスが提供される

 
ディーラーは、あくまで自動車メーカーの販売代理店となっており、タイヤを製造している会社ではありません。そのため、タイヤを取り扱う仲介業者からタイヤを仕入れる必要があり、中間マージンが発生してどうしても仕入れ値が高くなる傾向にあります。
 
また、純正品のタイヤを使用することが多く、タイヤ専門店やカー用品店のように海外製のタイヤや格安タイヤを選択することは少ないと考えられます。
 
さらに、専門性の高いサービスが提供され、タイヤ交換に関する手厚い保証も期待される傾向があります。そのため、どうしても工賃が高めに設定されることになり、タイヤ交換費用が高くなる原因となっている可能性があります。
 

必要な道具をそろえれば、セルフでタイヤを履き替えられる

タイヤにホイールがついている状態のものを履き替える作業であれば、セルフでも行える可能性があります。この作業を業者に依頼すると3000円〜5000円程度の費用がかかる可能性があります。実際にタイヤの履き替えをセルフで行う場合は、以下の道具が必要です。
 

・ジャッキ:車を持ち上げる
・トルクレンチ:ナットやボルトの締め具合の強度を調べられる
・輪止め:車が動き出さないようにタイヤを固定する

 
ジャッキの種類は、手動式、油圧式、電動式、エア式などの種類があり、車を持ち上げる力の違いや持ち運びやすさ、金額などが異なるようです。価格は種類によりますが、3000円〜7万円程度といわれています。
 
トルクレンチとは、ナットやボルトの締め具合を数値で測定できる道具で、締めすぎて部品が損傷することを防ぐ目的があります。価格は4000円〜2万円程度で、メーカーや種類、長さなどによって異なるようです。
 
輪止めとは、タイヤが動かないように固定する道具で、ジャッキで持ち上げた不安定な車体を安定させるため使用します。価格は1個で1000円〜2000円ほどで、2個用意しておけばタイヤの前後を固定できるため、安全に作業できる可能性があります。
 
ここで紹介した道具をそろえるとなると8000円〜9万円の費用が必要となりますが、おおよそ1万円程度の予算があれば必要なものはそろえられそうです。
 

タイヤの組み替えは自分で行うことが難しい

タイヤの組み替えとは、ホイールから古いタイヤを取り外し、新しいタイヤを取り付けることを指すようです。セルフでも可能ですが、慣れていないと簡単ではないといわれています。
 
また、無理に行うと部品の破損や作業後のトラブルに発展しかねません。そのため、セルフ組み替えは避けるべきだと考えられています。ディーラーやタイヤ専門店、ガソリンスタンドなどを利用して、安全で確実なタイヤ組み換えを行いましょう。
 

まとめ

ディーラーでタイヤ交換した際に費用が高くなる理由として「国内の純正タイヤが選ばれやすい」「タイヤの仕入れ値が高い傾向にある」「専門性の高いサービスが提供される」といった3つの理由が考えられます。
 
タイヤにホイールがついている状態のものを履き替える作業であれば、セルフでも行える可能性がありますが、ホイールから古いタイヤを取り外し、新しいタイヤを取り付けるタイヤの組み替えはセルフで行うことは難しい可能性があります。
 
無理に行うと部品の破損や作業後のトラブルに発展しかねないため、ディーラーやタイヤ専門店、ガソリンスタンドなどを利用して、安全で確実なタイヤ組み換えを行いましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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