飛行機の「eチケット」を初めて利用します。当日はどのような流れになるのでしょうか?
配信日: 2025.02.23 更新日: 2025.02.25

本記事では、eチケットを利用する際の流れや注意点を解説するとともに、航空チケット代を節約するためのヒントも紹介します。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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飛行機の「eチケット」とは
eチケットとは、従来の紙の航空券の代わりに、航空会社のシステム内で座席予約を電子的に記録したチケットのことです。チケットレスサービスとも呼ばれ、近年ではほぼすべての航空会社で採用されています。
「eチケット」を利用する際の流れ
eチケットを利用する際の一般的な流れを解説します。初めて利用する場合でも、スムーズに手続きを進められるよう、事前に確認しておきましょう。
まず、空港に到着したら自動チェックイン機で「搭乗手続き」を選び、eチケットに関連する情報を入力します。画面の案内に従って、eチケットに記載されている「予約番号」や「確認番号」を入力しましょう。入力が完了すると、eチケットの情報が表示されます。通常、この時点でeチケットが発行されます。
荷物を預ける場合、手荷物預かり所に進み、預け入れ手続きを行いましょう。保安検査を受けるため、早めにチェックインを済ませ、出発の20分前までに保安検査を受けてください。
その際は、手荷物や持ち物を検査員に渡して、通過します。搭乗口には、出発の10分前までに到着するようにしましょう。最後に、搭乗口でスタッフにeチケットの情報を確認してもらい、飛行機に搭乗します。
なお、航空券を購入した代理店や航空会社によって、eチケットの利用の流れに若干の違いが生じる場合がある点に留意してください。
eチケットを利用する際の注意点
eチケットを利用する際、飛行機に乗る前にスマートフォンのバッテリーが切れてしまったり、空港で通信トラブルが発生したりすると、チケットが表示できず困ることがあります。そのため、モバイルバッテリーを携帯して、充電切れを防ぐことが大切です。
また、万が一に備えて、eチケットの情報をスクリーンショットで保存しておいたり、eチケットを紙で印刷しておいたりするのもおすすめです。もしものトラブルに備えて準備しておきましょう。
航空チケット代を節約するためのポイント
ここでは、航空チケット代を安く入手するための方法を紹介します。交通費を節約したいと考えている方はぜひ参考にしてください。
大手航空会社ではなくLCCを利用する
LCC(格安航空会社)は、年末年始や夏休みなどの繁忙期でも、大手航空会社に比べてお手ごろな価格で航空券を購入できる可能性が高いでしょう。
ただし、LCCは、座席間隔が狭いため長時間のフライトでは快適性に欠けることがあるほか、飲食の提供が有料であったり、手荷物の持ち込みや預け入れ、座席指定に追加料金が発生したりする場合があることに注意が必要です。
必要最低限の移動手段として利用するのであれば、LCCは非常にコストパフォーマンスの高い選択肢といえます。短距離の移動や荷物が少ない旅行では、LCCをうまく活用することで大幅な節約が可能です。
予定が決まっているなら早めに予約する
航空券代を節約したい場合には、予定が決まり次第、できるだけ早く予約しましょう。多くの航空会社では、利用予定日の1ヶ月前や2ヶ月前に予約することで適用される「早期割引(早割)」が用意されているため、大幅な料金の節約が可能です。
国内線では、利用日の75日前から予約可能なプランが存在し、割引率が最大8割になることもあります。また、1ヶ月前の予約でも通常料金の半額以下になるケースが多いため、事前に旅行の計画を立てておくことでお得に航空券を手配できるでしょう。
大手航空会社だけではなく、LCCでも早割サービスを提供しているため、さらに低価格で航空チケットを購入できる可能性があります。ただし、路線や時期によって料金や割引率が異なるため、事前に複数の航空会社を比較検討するとよいでしょう。
当日は紙の航空券を持たずに搭乗ができる
eチケットを利用すれば、紙の航空券を持たずに搭乗手続きができるため、旅行がよりスムーズになります。ただし、スマートフォンの充電切れや通信トラブルに対する備えは忘れずに行いましょう。
また、航空券代を節約するためには、LCCを利用したり、早めに予約をしたりといった工夫が大切です。これらのポイントを押さえて、快適でお得な空の旅を楽しんでください。
出典
日本航空株式会社 携帯電話の電池切れ・故障時など、モバイル搭乗券が提示できない場合はどうしたらいいですか。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー