車の買い替えたいけど、「黒い車」は汚れが目立ってコスパが悪い? 夏は「燃費」が悪くなるの? メリット・デメリットを解説
配信日: 2025.03.01 更新日: 2025.03.03

本記事では、黒い車のメリット・デメリットについて分かりやすく解説します。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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人気の車の色ランキング
まずは、2023年時点での人気の車の色ランキングを見てみましょう。グーネットマガジンが公表している、中古車の売り上げから見る人気のカラーランキング結果は以下のとおりです。
1位:ホワイト系(36%)
汚れが目立ちにくく、リセールバリュー(中古車販売時の価値)が高いことが特徴です。
2位:ブラック系(23%)
高級感があり、法人利用の車としても選ばれることも多いです。
3位:シルバー・ゴールド系(9%)
汚れが目立ちにくい上、メンテナンスが楽という実用的な理由で支持されています。
これらの色以外にも、ブルーやグレー、レッドなど個性的なカラーを選ぶ人もいますが、特にホワイトとブラックが圧倒的に人気です。
黒い車は汚れが目立つ?
白色に次いで人気のある黒色ですが、黒い車の最大のデメリットとして、「汚れやキズが目立ちやすい」という点が挙げられます。例えば、雨が降った後に水滴が乾いた跡やホコリが付くと、黒い車の表面に白っぽく残ってしまいます。また、小さな傷や洗車時にできるスクラッチ(細かい傷)も、光の加減で目立つことがあります。
そのため、黒い車を選ぶ場合は、定期的な洗車やコーティングが欠かせません。手間がかかる分、車を美しく保ちたいというこだわりがある人には向いていると言えます。
夏は黒い車だと燃費が悪くなる?
もう1点、「黒い車は熱を集めやすい」というのもよく聞く話です。実際、黒い車は太陽光を吸収しやすく、車内温度が他の色より高くなることがあります。その結果、エアコンの使用頻度が増え、燃費が悪くなる可能性が指摘されています。
例えば、佐賀県のある整備工場で行われた検証によれば、黒い車の車内温度は白い車に比べて約10℃高くなることが確認されています。このような温度差により、エアコンの使用頻度が増加し、燃費に影響を及ぼす可能性があります。
ただし、近年の車は遮熱ガラスや断熱材が標準装備されているため、車体の色による燃費の差は以前ほど大きくないとされています。それでも、夏場はエアコン使用による燃費への影響を考慮する必要がありそうです。
黒い車のメリットも多い?
黒い車にはデメリットがある一方で、多くのメリットもあります。
1:高級感と重厚感
黒は「高級車」のイメージが強く、セダンやSUVなど、存在感を重視したい車種にぴったりの色です。また、購入した値段以上に高く見えやすいという点もあります。
2:人気が高い
ブラック系はホワイト系と並んでリセールバリューが比較的高く、次に売却する際も一定の需要があります。
3:洗車後の美しさ
手入れが大変な分、洗車後の輝きや艶が他の色より目立ち、達成感を得られるという声もあります。
好きな色の車を選ぶのが一番!
車は日々の生活を支える大切な存在です。ボディカラーを選ぶ際は、機能性やリセールバリューも大切ですが、最終的には「自分が好きな色」を選ぶのが一番です。黒い車には手間がかかる部分もありますが、適切なケアをすればその魅力を十分に引き出せます。ぜひ、自分のライフスタイルに合った車の色を見つけてください!
出典
グーネットマガジン 【2023年】車の人気色・定番色ランキング!20代女性に人気なカラーは…?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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