3年前にもらった化粧水の「試供品」がまだ残っています。そのうち使うと思ってとっているのですが、使用期限を気にせず使っていいでしょうか?

配信日: 2025.03.04 更新日: 2025.09.26
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3年前にもらった化粧水の「試供品」がまだ残っています。そのうち使うと思ってとっているのですが、使用期限を気にせず使っていいでしょうか?
化粧品を購入したときや肌に関するアンケートに回答したときなど、お礼として化粧水の試供品をもらうケースがあります。試供品は使い切りサイズで新商品やおすすめアイテムを試せますが、普段使用しているものがあるからと使わずにためている方もいるでしょう。
 
今回は、化粧水の使用期限や注意点、スキンケア化粧品にかける予算目安などについてご紹介します。
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化粧水の使用期限はどれくらい?

メーカーによって多少差が出る可能性はありますが、化粧水の使用期限は基本的に未開封で3年ほど、開封後は3~6ヶ月ほどです。ただし、使用期限は適切に保管した場合を想定されています。
 
とある化粧品メーカーによると、化粧品類の適切な保管方法は以下の通りです。

●直射日光、高温多湿を避ける
●中身を取り出したら容器内には戻さない
●使用後は容器の口元をきれいに拭き取り、ふたをしっかり閉める

しっかり保管しておかないと雑菌が繁殖する可能性もゼロではないので、メーカーの推奨する方法を守りましょう。
 
また、試供品は小袋に1回使い切りサイズで封入されていることもあります。個包装タイプは、一度開封すると密閉できないため、開けた時点で使い切るほうがよいでしょう。容器も通常の化粧水とは異なるので、使用期限が早まる可能性もあります。
 
試供品はそのときのおすすめのアイテムでもあるので、ためずにできるだけ早く試してみることがおすすめです。
 

期限を過ぎた化粧水を使うとどうなる?

使用期限を過ぎた化粧水は、使わないようにしましょう。化粧水は開封してから徐々に酸化していきます。使用期限を過ぎ、酸化の進んだ化粧水を肌に塗ると、肌荒れや肌の老化の進行といったリスクがあるとされています。
 
さらに、使用期限内であっても変色していたり、においやテクスチャー(感触)に違和感があったりするときも、使用はやめましょう。使用期限よりも早く化粧水の劣化が進行している可能性があります。
 
もし余った化粧水がもったいなく感じるときは、肌に直接触れない方法で活用するとよいでしょう。例えば、アルコール成分入りの化粧水なら、ドアノブやリモコンなどの手あか汚れを落とすのに使えます。アルコールはべたつきも気になりにくいため、手に触れやすいものの掃除に向いているでしょう。
 

スキンケア用品にかける予算目安はいくらくらい?

株式会社クロコスが282名の女性に対して実施した「美容やスキンケアにかけるお金」についてのアンケートによると、スキンケア化粧品にかける予算で最も多いのは月に1001~5000円でした。また、スキンケア用品のなかでも化粧水に最もお金をかけていると回答した方は2番目に多い結果です。
 
化粧水を重要視する理由としては、「敏感肌で合うものが高いものしかない」「最初に肌に触れるため成分の良いものを選んでいる」などが挙げられています。もしどのスキンケア用品にお金をかけるべきか悩んでいる方は、こうしたアンケートも参考にするとよいでしょう。
 
なお、化粧水にかける費用を節約するために、試供品を積極的にもらう方法もあります。試供品はほかのメイク用品を購入したときや、肌に関するアンケートに回答したときなどにもらえるケースも多いでしょう。
 
ただし、先にご紹介したように期限を守らず使用すると、肌の状態が悪化する可能性があります。
 

化粧水の使用期限は未開封なら3年ほど、開封後は3~6ヶ月ほどが目安

化粧水の使用期限は、未開封なら3年ほど、開封後は3~6ヶ月ほどが目安です。試供品をもらったときは、保管方法や容器によっては早く劣化する可能性もあるので、できるだけ早く使用したほうがよいでしょう。
 
使用期限を過ぎた化粧水は、肌トラブルにつながりかねないため使用はやめましょう。代わりに手が触れやすい部分の掃除に使用すると、無駄なく使い切れます。
 
今回参照したアンケートによると、化粧水を始めとするスキンケア用品に1ヶ月にかけるお金は1001円~5000円ほどが最も多いという結果でした。スキンケア用品選びで悩むときは、アンケート結果も参考にしてみましょう。
 

出典

株式会社クロコス 美容やスキンケアにかけるお金についてのアンケート(PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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