フリーWi-Fiは安全?使用した場合、どんなリスクがあるの?

配信日: 2025.03.26

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フリーWi-Fiは安全?使用した場合、どんなリスクがあるの?
自宅以外の場所でインターネットを使う行為は、珍しいことではないでしょう。通信料をおさえるには、フリーWi-Fiを活用することも1つの方法です。しかし自由に使えるフリーWi-Fiを使う際に、リスクがないか気になったことのある人もいるかもしれません。そこで今回は、フリーWi-Fiに潜むリスクと対策についてご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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フリーWi-Fiに潜むリスク

自宅以外の場所でも通信料を気にせずインターネットを楽しめる「フリーWi-Fi」。非常に便利なフリーWi-Fiですが、どのようなフリーWi-Fiでも安全に使用できるわけではありません。
 
中には、悪意ある人がフリーWi-Fiを設置しているケースもあります。そのようなフリーWi-Fiを使ってしまった場合、自分自身だけではなく、家族や会社などにも危険が及ぶ可能性があります。フリーWi-Fiを使った場合に考えられるリスクは、以下の2つです。

●機密情報を抜き取られる
●アカウントを乗っ取られる

具体的にどのようなことが起きるのか、詳しく解説します。
 

機密情報を抜き取られる

フリーWi-Fiを使用するリスクの1つに「機密情報を抜き取られる」ことがあります。フリーWi-Fiに接続した状態でオンラインショッピングをすることで、クレジットカードのカード番号など機密情報を抜き取られる危険性があります。
 
会社から貸与されているスマートフォンやパソコンなどで接続してしまった場合、社外秘の情報が流出し、会社に甚大な損害を及ぼす可能性もあるでしょう。
 

アカウントを乗っ取られる

悪意のあるフリーWi-Fiに接続した状態で、SNSなどにログインした場合、IDやパスワードが盗まれてしまう可能性があります。万が一盗まれた場合、第三者にSNSを乗っ取られて悪用されかねません。この場合、自分自身だけでなく、そのSNSを閲覧した友人・知人などにも危険が及ぶ可能性があるため注意が必要です。
 

フリーWi-Fiを利用する際のポイント

フリーWi-Fiを問題なく利用するためには、自分自身で対策をしなければなりません。では、フリーWi-Fiを使う際、どのような点に注意すればよいのか、具体的に3つご紹介します。
 

提供元のはっきりしたWi-Fiを使う

フリーWi-Fiを使う際には、安全性の高いWi-Fiのみ利用しましょう。例えば、自治体やお店が提供しているものが挙げられます。どこが提供しているのか分からないWi-Fiは、画面上に出てくるSSID(ネットワーク名)が、意味不明な文字の並びになっていたり、個人名になっていたりします。
 
中には、信頼性の高いWi-Fiに成りすましたSSIDもあり、大文字と小文字の違いなど、ちょっとした違いで非常に分かりにくいため、十分注意しましょう。
 

Wi-Fiの自動接続を切っておく

スマートフォンの設定で、自動接続がONになっている場合は、切っておくようにしましょう。普段は非常に便利な機能ではありますが、外出時には怪しいWi-Fiに勝手に接続されてしまうリスクがあります。多くのスマートフォンでは、Wi-Fiの設定画面で選択できるようになっています。
 

個人情報のやり取りはしない

フリーWi-Fiに接続した状態で、個人情報のやり取りは避けましょう。特に注意したいのは、インターネットバンキングやクレジットカード情報を入力するといった行為です。これらの情報が漏洩した場合は、クレジットカードを不正利用されるといったおそれがあります。
 
また、メールやSNSなどの、閲覧する際にIDやパスワードの入力が必要なサイトもアクセスしないようにしましょう。アカウントの乗っ取りや、自分以外の人の機密情報を見られてしまうリスクがあります。
 

フリーWi-Fiを使うなら安全性を考慮して使おう

フリーWi-Fiは、賢く使えば非常に便利なサービスです。しかし、誤って悪意あるフリーWi-Fiに接続してしまった場合、個人情報の漏洩やSNSのアカウント乗っ取りなど、さまざまなリスクがあります。安全性を確かめたうえで利用し、危険なWi-Fiには接続しないよう注意しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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