夕方に「まだ明るいから」とヘッドライトを付けずにいたら、警察に「無灯火運転」と言われた!「違反になる時間」は決まってないの? 注意が必要なポイントを解説
配信日: 2025.03.27

夜間はライトを点灯しなければならないと自動車学校で習いますが、太陽が沈む前後はまだ明るいこともあり、ライトを点灯するべきか判断に迷ったことがあるというドライバーもいるかもしれません。
本記事では、何時以降にライトを点灯しないと無灯火運転になるのか、無灯火違反にならないために気を付けるべきポイントについて解説します。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
夜間の無灯火運転は道路交通法違反で罰則がある
夕暮れどきから夜間にかけてライトを点灯して走行することに関しては、道路交通法第52条にて以下のように定められています。
「車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。以下この条及び第六十三条の九第二項において同じ。)、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。政令で定める場合においては、夜間以外の時間にあつても、同様とする。」
夕暮れや夜間など政令で定められた時間帯は、ライトを点灯させて走行することが運転者の義務であり、無灯火での走行は罰則の対象です。
違反した場合は違反点数1点に加え、大型車で7000円、普通車・二輪車で6000円の反則金が科されます。
車のライトは何時に点灯するべき?
道路交通法では「〇時に点灯」ではなく「日没時から日出時までの時間」は点灯することと規定されています。
国立天文台によると、日没時刻とは「太陽の上辺が地平線(または水平線)に一致する時刻」と定義されています。つまり、太陽が地平線に沈み切って見えなくなると日没となります。時期によって日没時刻は全く異なるため、「何時から点灯すれば良いのか」と具体的な時間・時刻で考えることはできません。
また、同じく国立天文台によれば、日没時の空は多少薄暗くはありますが屋外で明かりが必要なほど暗い状態ではない、とされています。つまり、周囲が暗いと感じてからライトを点灯するのでは、道路交通法の定義する日没時刻よりも遅い場合があります。
よって、まだ明るいからと日没後も無灯火で走行していると、道路交通法違反になる可能性があるということになります。「時間・時刻」や「周囲の明るさ」ではなく、太陽の上辺が地平線に隠れたらすぐにライトを点灯させる必要があります。
夕暮れ以降の無灯火を防ぐには
車両の灯火は、単に無灯火だと違反というだけでなく、交通事故を未然に防ぐためにも重要な決まりです。では、無灯火にならないよう、どのようなことに気を付ければよいでしょうか。
まず、普段から車を運転するときは、「オートライト機能」をオンにしておきましょう。オートライト機能によって、自動的に暗くなったことを検知してライトが点灯されるため、ドライバーのうっかり付け忘れによる無灯火を未然に防ぐことができます。
もし車両が古く、オートライト機能がついていない場合は、少しでも暗くなり始めたら早めに点灯することを心がけましょう。
まとめ
道路交通法で、車のライトの点灯が義務づけられているのは「夜間」や「〇時以降」ではなく、「日没時」つまり「太陽の上辺が地平線または水平線に一致する時刻」以降です。
日没前後はまだライトの点灯がなくても走行できそうなほど明るいこともありますが、周囲の明るさを基準にするのではなく、道路交通法の決まりに従ってライトを点灯させる必要があります。
うっかりミスや判断ミスで無灯火違反をしてしまうことがないよう、オートライト機能の活用や早めの点灯を心がけましょう。
出典
e-Gov法令検索 道路交通法
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー