たまに見かける「面白いデザインのマンホール」はなぜ作られた?費用はいくらかかってるの?
配信日: 2025.03.29

今回は、マンホール蓋の費用やマンホールの役割、デザインマンホールが作られるようになった理由などについてご紹介します。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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マンホール蓋の費用はいくらくらい?
マンホールの製作および設置にかかる費用は、自治体により異なるでしょう。例えば、東京都調布市ではマンホール蓋の価格に対する市民の質問に対して、直径60センチメートルのマンホール蓋は1枚約6万円、直径90センチメートルになると1枚約30万円と回答しています。
また、自治体によってはマンホール広告事業として、マンホール蓋への広告掲載を年単位のプランとして販売しているところもあります。費用やプラン内容は自治体により変わるので、チェックしておきましょう。
例えば、埼玉県所沢市ではマンホール広告を表1のプランで販売しています。
表1
所沢駅西口/東口 | 新所沢駅西口 /航空公園駅東口 |
小手指駅南口/東所沢駅 /狭山ヶ丘駅東口 |
|
---|---|---|---|
12ヶ月(月額、年額) | 1万2100円、14万5200円 | 9900円、11万8800円 | 8800円、10万5600円 |
24ヶ月(月額、年額) | 7700円、9万2400円 | 6600円、7万9200円 | 5500円、6万6000円 |
出典:所沢市「【募集中】マンホール蓋に広告を出してみませんか?」を基に筆者作成
また、愛知県豊橋市もマンホール蓋広告を採用しており、費用は掲載料がマンホール蓋1ヶ所につき年額6万円、作成料がマンホール蓋1ヶ所につき3万円です。
そもそもマンホールは何のためにある?
マンホールの役割は、マンホールにある下水道管路を点検するための出入り口です。また、マンホールの蓋を開けると作業スペースが作られており、作業員の方はマンホールの中で作業ができます。
マンホールは自治体の各地に作られており、埼玉県飯能市の例では令和5年1月時点で市内に約8000個のマンホールが存在していました。
マンホールの蓋が丸い理由は、蓋が取れてマンホール内に落ちることを防ぐためです。円形だとどの向きでも直径が変わらず落ちませんが、三角形や四角形は向きによっては中に落ちる可能性があります。
なお、マンホールの中には万が一蓋が開いても人が落ちないよう、内部のはしごが「転落防止はしご」として機能するものもあります。
特別なデザインのマンホールが作られるようになった理由は?
有名なアニメキャラクターや、自治体の花があしらわれているものなど、マンホールにはさまざまなデザインがあります。「マンホールカード」として、その自治体独自のデザインマンホールのカードが配布されているところもあるなど、話題を集めているといえるでしょう。
一般社団法人日本グラウンドマンホール工業会によると、デザインマンホールが作られるようになったのは昭和60年代からとされています。当初の目的は、下水道事業のイメージアップと市民へのアピールでした。
現在では、アピールだけにとどまらず、避難時の分かりやすい目印として機能しているデザインマンホールもあります。さらに、QRコードを取り入れ、広告媒体や情報発信の場所としても活用されています。
デザインマンホールは自治体や企業アピール、災害時の目印として役立っている
東京都調布市の場合、マンホール蓋は直径60センチメートルが1枚約6万円、直径90センチメートルが1枚約30万円ということです。
ただし、マンホールの費用は自治体により異なる可能性もあるので、気になる方は自治体に問い合わせるとよいでしょう。埼玉県所沢市や愛知県豊橋市のように、マンホール広告を採用している自治体もあります。
マンホール自体は、下水道管路の点検作業などの出入り口としての役割があります。デザインマンホールの場合、それに加えて自治体のアピールや災害時の目印なども役割のひとつです。
マンホールのデザインは自治体独自のものも少なくありません。面白いデザインを見つけたいときは、自分の住んでいる自治体のオリジナルマンホールを探してみるのもよいでしょう。
出典
所沢市 【募集中】マンホール蓋に広告を出してみませんか?
一般社団法人日本グラウンドマンホール工業会 下水道用マンホール蓋の歴史
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー