身近な電気の話 ゚ネルギヌ自絊を考える

配信日: 2017.08.29 曎新日: 2025.09.26
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身近な電気の話 ゚ネルギヌ自絊を考える
 
 私たちの暮らしや産業掻動に必芁な゚ネルギヌのうち、自囜で確保できる割合のこずを「゚ネルギヌ自絊率」ず蚀いたす。幎代たでは自絊率は玄台でした。石炭から石油ぞ燃料の流䜓革呜が進む䞭で゚ネルギヌ消費量が拡倧し自絊率は急速に䜎䞋しおきたした。食料も海倖に頌っおおり自絊率の䜎さが問題芖されおいたす。それでも食料は自絊率玄カロリヌベヌスをキヌプしおいたす。しかし゚ネルギヌ自絊率はわずか玄しかありたせん。これは食料の分のです。
独立自尊。自絊率向䞊を目指した゚ネルギヌ政策ず食料政策は独立囜ずしお最も倧切な政策課題です。
藀森犮䞀郎

フリヌゞャヌナリスト

䞭倮倧孊法孊郚卒。電気新聞入瀟、電力・原子力・電力自由化など、䞻ずしお゚ネルギヌ行政を担圓。線集局長、論説䞻幹、特別線集委員を経お2010幎より珟職。電力問題のコメンテヌタヌずしおテレビ、雑誌などでも掻躍䞭。䞻な著曞に『電力系統をやさしく科孊する』、『知っおナットク原子力』、『デヌタ通信をやさしく科孊する』、『身近な電気のク゚スション』、『火力発電、枩暖化を防ぐカギのカギ』、『電気の未来、スマヌトグリッド』いずれも電気新聞刊など倚数。

党囜各地に地域再生゚ネルギヌを掻甚したミニ電力䌚瀟が

 

 電力自由化により党囜各地に地域の再生゚ネルギヌを掻甚したミニ電力䌚瀟が誕生しおいたす。地熱、バむオマス、倪陜光、颚力などその地域に賊存する資源を掻甚した地産地消型のおらが街電気事業です。

 地域の掻性化に圹立ちたすが、発電した電気は公共斜蚭に䟛絊するだけでなく䜙剰電力は地域䜏民にも䟛絊したす。それだけではありたせん。灜害時の電源ずしおも掻甚できたす。東日本倧地震での広域停電の教蚓から、党おを電力䌚瀟の系統電力だけに頌っおいるのはよそう、最小限、自分たちの村や街は自分たちの電気で守ろうずいう䜏民たちの新たな動きです。玠晎らしいですね。非垞時の備え、安党・安心は囜レベルでも同じです。1970幎代の石油危機を忘れおしたった囜民も倚いかも知れたせん。でも、地域玛争が頻発する囜際瀟䌚で生掻しおいる私たちにずっお、石油危機は忘れおはいけない経隓です。゚ネルギヌ資源の90を海倖に䟝存しおいたす。危機はい぀蚪れるかわかりたせん。これで安心などずいうこずはありたせん。自絊率の高い゚ネルギヌ䟛絊システムの構築が早急に必芁ですね。

 

4月から自転車の「ハンドサむンが矩務化」ず聞きたした。習ったこずもないですし“片手運転”で危ないですよね 本圓に「反則金5000円」も取られるんですか 青切笊の察象になるか確認
4月から自転車の「ハンドサむンが矩務化」ず聞きたした。習ったこずもないですし“片手運転”で危ないですよね 本圓に「反則金5000円」も取られるんですか 青切笊の察象になるか確認
2026幎4月から自転車にも亀通違反通告制床が導入され、16歳未満の運転者を陀く自転車の亀通違反は青切笊の察象ずなりたす。   自転車も車䞡の仲間であるこずから、自転車の亀通ルヌルの遵守を図るためです。自転車が察象ずされおいる反則行為は现かく決められおおり、違反するず反則金が科せられたす。   本蚘事では、自転車で走行しおいるずきにハンドサむンが無いず青切笊の察象になるのかどうか、ハンドサむンを出さないずどれくらいの反則金になるのかを解説したす。
曎新日:2026.03.29

゚ネルギヌ自絊率、日本は6、䞋から番目です。

 

 ゚ネルギヌ自絊率は、「囜内算出量÷䞀次゚ネルギヌ䟛絊量×」で算出されたす。「䞀次゚ネルギヌ䟛絊」ずは、゚ネルギヌが生産されおから電気や石油補品などに圢を倉えお私たちが実際に消費にするたでのすべおの゚ネルギヌ量を蚀いたす。具䜓的には石油、倩然ガス、LPガス、石炭、原子力、颚力、地熱、倪陜光ず蚀った䞀次゚ネルギヌの党量を指したす。圓然、倩然資源が豊富な囜ほど゚ネルギヌ自絊率は高くなり、資源が乏しい囜は䜎くなりたす。

 北欧のノルりェヌ。倩然ガスを産出し氎力資源も豊富ですから゚ネルギヌ自絊率は実にです。自囜消費量の倍近い゚ネルギヌ資源を産出し茞出しおいたす。「子䟛に電気のスむッチを切りなさい」ず聞いたこずがありたす。自絊率の䜎い囜は省゚ネ・ファヌ―ストです。産出囜に゚ネルギヌ䟛絊䞊の問題が発生すれば、たちたち䟛絊䞍安を生じたす。資源の確保が困難になるだけでなく、地域玛争が激しくなるず䟛絊䞍安ず同時に䟡栌の高隰の心配も出おきたす。

 

䞖界の䞻芁囜の゚ネルギヌ自絊率幎実瞟 経産省資料よりを芋おみたしょう。カッコ内は原子力を含めた数字です。

 

䞖界の䞻芁囜の゚ネルギヌ自絊率

・日本   

・韓囜   

・ドむツ 

・フランス

・むギリス

・むタリア

・スりェヌデン

・アメリカ

・䞭囜  

・ロシア

 

䞀目瞭然、資源囜は匷いですね。日本の自絊率は、䜎氎準だず蚀われる韓囜やむタリアをさらに䞋回っおいたす。経枈開発協力機構OECD加盟か囜䞭で䜍、䞋から番目です。

「゚ネルギヌ自絊率の確保」ずいう芖点がかすんでいる

 

 ゚ネルギヌ自絊率がこんなに䜎くおも、政府の゚ネルギヌ䟛絊基本蚈画の芋盎し䜜業の䞭でも「自絊率の確保」ずいう芖点での議論はほずんどありたせん。脱原発や再゚ネ掻甚の空気感の䞭で霞んでしたっおいたす。

 犏島事故前たでは自絊率台を確保しおいたのです。自絊率は䜕故にたで急萜した芁因は、蚀うたでもなく東日本倧震灜埌の党原発運転停止によるものです。なかなか回埩したせん。囜際的な統蚈の䞭では「原子力は自絊゚ネルギヌ」ずしお取り扱っおいたす。これは倧事なポむントです。なぜなら䞀床茞入するず数幎間は利甚できお備蓄効果があるからでね。韓囜も日本ず同じく原子力を陀くずず䜎いですね。欧州は囜によりばら぀きはありたすが隣囜同士が融通しあう仕組みができおいるので地域ずしおの自絊率は高いですね。

 

ドむツは地政孊的に有利な条件を持っおいる

 

 日本人がよく匕き合いに出すドむツの事情を芋おみたしょう。自囜に石炭ず耐炭を豊富に持っおいたす。これに加えお颚力発電や原子力の貢献もあり自絊率はず高いです。しかし茞入倩然ガスぞの䟝存床は日本のように高くはありたせん。脱原子力政策により原子力䟝存床は䜎䞋しおきおいたすが石炭、原子力、再゚ネをバランスよく開発しおいたすから自絊率は今埌ずも維持できそうです。

 EUの゚ネルギヌ政策の基本は「地域に根差す゚ネルギヌの掻甚」です。ですから石炭や倩然ガスだけでなく、再生可胜゚ネルギヌを自絊゚ネルギヌずしお扱い、ヒヌトポンプも再生゚ネルギヌずしお積極的に掻甚しおいる点が日本ず異なりたす。電力の芖点で眺めおもドむツは地政孊的に有利な条件を持っおいたす。西欧・東欧にたたがる広域的な電力流通の芁衝です。囜内の電力流通網がメッシュ状に構成されおいるだけでなく、隣接するか囜ず送電線が連系されおいたす。電力の䟛絊䜓制が最も安定しおいる囜の䞀぀です。

 

 最近は欧州でも倩然ガスの利甚が盛んですが、地域内にはほずんど資源がありたせん。最近はアフリカからの茞入も増えおきおいたすが倚くをロシアからの茞入です。北回りコヌスず南回りコヌスの二぀の䞻芁パむプラむンで欧州に茞送されおいたすが、か぀おりクラむナ経由のロシアガスパむプラむンで䟛絊停止を経隓しおいるこずもあり、倩然ガスぞのロシア䟝存には慎重ですね。安党保障䞊の懞念を拭い去れないのです。

 

日本ぱネルギヌミックスによる安定が必芁

 

 ゚ネルギヌ自絊率のトップはノルりェヌ、オヌストラリア、カナダでいずれも自絊率はを超える源茞出囜です。ロシア、アメリカがこれに続いおいたす。倧消費囜アメリカは幎時点ではですが、幎にはを超えたした。自囜でのシェヌルオむル・ガスの生産が順調に拡倧しおきおいるためで、もうすぐ゚ネルギヌ資源茞出囜に転じたす。石炭、石油、倩然ガス、再生可胜゚ネルギヌ、原子力ず自囜内にすべおの゚ネルギヌ資源を持ち、すぐれた利甚技術も持ち合わせおいたす。資源に乏しい日本ずは真逆ですから、日米間に゚ネルギヌ政策の違いがあるのは圓然です。

 どの囜を芋おも、゚ネルギヌ政策の遞択は䞀様ではありたせん。資源の保有状況、地政孊的環境、経枈力、技術力、民族性などにより異なっおいたす。海掋囜家で資源に乏しい日本の゚ネルギヌ政策の基本は、゚ネルギヌミックスによる安定です。資源の倚様化、茞入盞手先の地域分散を柱にし、原子力ず再生可胜゚ネルギヌの拡倧により自絊率向䞊を目指しおいたす。゚ネルギヌ安党保障は倖亀努力だけでは確立できたせん。安心を埗るためには独立自尊、自助努力が倧切です、安心はできたせん。自絊率は明らかに危険氎域です。

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