1泊2000円台で泊まれる!? ETC深夜割引も適用されてダブルでお得な「ハイウェイホテル」の魅力とは

配信日: 2025.04.04

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1泊2000円台で泊まれる!? ETC深夜割引も適用されてダブルでお得な「ハイウェイホテル」の魅力とは
高速道路を運転していると、「ハイウェイホテル」を見かけることがあります。ハイウェイホテルとは、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアにある宿泊施設です。
 
サービスエリアやパーキングエリアは、もともと高速道路を走るドライバーが適度に休憩を取れる施設ですが、最近では宿泊サービスも提供されているようです。
 
本記事では、ハイウェイホテルを利用するメリットや宿泊料金について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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ハイウェイホテルの概要

ハイウェイホテルは複数の高速道路上にあります。以下はいくつかのホテル例です。

●E-NEXCO LODGE 佐野SA店(東北自動車道)
●レストイン時之栖 足柄SA上り(東名高速道路)
●ファミリーロッジ旅籠屋 吉野川SA店(徳島自動車道)
●ファミリーロッジ旅籠屋 宮島SA店(山陽自動車道)

各ホテルによって異なりますが、充実した設備を備えているところも多いようです。例えば「E-NEXCO LODGE」では、各客室の広さが約25平方メートルで、クイーンサイズのベッドが2台あります。バスやトイレのほか、エアコン・冷蔵庫・インターネット・テレビも備えています。
 

ハイウェイホテルを使うメリットとは

ハイウェイホテルを使うメリットとしては、以下の点が挙げられます。

●高速道路を降りずに利用できる
●リーズナブルな料金で泊まれる
●ETC深夜割引を適用するうえで便利

それぞれのメリットの詳細を解説します。
 

高速道路を降りずに利用できる

ハイウェイホテルはサービスエリアやパーキングエリア内にあるため、わざわざ高速道路を降りる必要がありません。目的地まで高速道路を走行し続けたい場合、途中のハイウェイホテルで1泊できれば効率的に移動できます。
 
また、高速料金を一度精算する必要がないため、料金計算がシンプルになるでしょう。さらに後述するETC深夜割引を利用するうえでも便利です。
 

リーズナブルな料金で泊まれる

ハイウェイホテルは比較的安い料金で宿泊可能です。表1はハイウェイホテルの料金の一例です。
 
表1

宿泊人数 1室あたりの料金
(曜日や時期によって5段階の料金設定)
1名 4400円~1万8700円
2名 7700円~2万2000円
3名 9900円~2万3100円
4名 1万1000円~2万4200円
5名 1万2100円~2万5300円

出典:西日本高速道路株式会社「ハイウェイホテル 施設・サービスガイド|宿泊・シャワー施設」を基に筆者作成
 
表1の宿泊施設の場合、安い時期(エコノミーシーズン)であれば4名利用で1人あたり2750円からの利用が可能です。
 

ETC深夜割引を適用するうえで便利

「ETC深夜割引」とは、以下の時間帯にETCを利用した高速道路走行をすると、料金が30%割引されるサービスです。
 
・毎日午前0時~午前4時の間
 
上記時間帯に、対象道路のインターチェンジを出入りすると割引が適用されます。時間帯をまたいで走行しても対象になります。一方、0時前に高速道路を出てしまうと対象になりません。
 
割引を適用するために、この時間帯に高速道路を利用する人は少なくないでしょう。しかし「午前0時~午前4時に動くのは難しい」と感じる人がいるかもしれません。そんなときはハイウェイホテルを利用すると、しっかり休みを取りつつ深夜割引も適用できます。
 
例えば夜10時まで運転してハイウェイホテルにチェックインし、翌朝8時に運転を再開したい場合、午前0時~午前4時の間は高速道路上にいることになります。深夜割引が適用されるため、高速料金がお得になるでしょう。
 
なお、東日本高速道路株式会社によると、深夜割引は「NEXCO東日本/中日本/西日本(NEXCO3社)が管理する全国の高速道路及び宮城県道路公社の仙台松島道路」が適用対象です。京葉道路・第三京浜道路・横浜新道・横浜横須賀道路は対象外のため、注意しましょう。
 

ハイウェイホテルはリーズナブルかつ効率的に移動するのに便利

ハイウェイホテルは高速道路上にある施設のため、わざわざ高速道路を降りずに利用できます。宿泊料金も時期や人数によってはリーズナブルに泊まれます。
 
さらに、ETC深夜割引を適用するうえで便利です。コスパよく長距離移動したい方は、利用を検討するとよいでしょう。
 

出典

西日本高速道路株式会社 ハイウェイホテル 施設・サービスガイド|宿泊・シャワー施設
東日本高速道路株式会社 ドラぷら E-NEXCOドライブプラザ ETC深夜割引
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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