鉄道混雑率ランキング! 関東で通勤ラッシュが最も過酷な路線はどこ? 定期代事情も解説

配信日: 2025.04.06 更新日: 2025.04.07

この記事は約 3 分で読めます。
鉄道混雑率ランキング! 関東で通勤ラッシュが最も過酷な路線はどこ? 定期代事情も解説
毎日の通勤ラッシュ、社会人のあなたはどのように感じていますか?関東では、多くの人が混雑した電車に乗って通勤する日々を送っています。特に通勤時間帯の電車は、混雑している路線がほとんどです。
 
本記事では、関東の鉄道の混雑率ランキングと、最も過酷な通勤路線や定期代事情について解説します。混雑を避けるための工夫や、通勤生活を少しでも楽にするためのヒントにしていただければ幸いです。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

関東の通勤ラッシュ時の鉄道混雑率ランキング

関東では、多くの路線が毎日多くの通勤客を運んでいます。その中でも特に混雑が激しい路線があります。例えば、東京を中心に走る山手線や東急東横線、京浜東北線などは、毎日のように混雑率100%を超える過密状態です。これらの路線は、特に朝夕の通勤ラッシュ時間帯に非常に込み合うことが知られています。
 
国土交通省の「都市鉄道の混雑率調査結果(令和5年度実績)」によると、都市鉄道の混雑率は年々増加しており、大都市圏ではその傾向が顕著です。特に、首都圏の路線は混雑率が高いため、座れないのはもちろん、車内で立っているのもやっとなはずです。
 
このデータを基に、関東圏主要路線の通勤ラッシュ時混雑率をランキングにしてみました。なお、今回のランキング作成にあたって、ラッシュ時間帯の運航本数や車両数などの違いから準大手鉄道会社、新交通システム各社を除いています。
 

■1位:日比谷線

混雑率:162%(三ノ輪 → 入谷)
主要駅:日比谷、霞が関、銀座、秋葉原など
東京の中心街と通る大動脈路線で、平日の通勤時間帯に最も混雑する路線の一つ
 

■2位:埼京線

混雑率:160%(板橋 → 池袋)
主要駅:大宮、新宿、渋谷、池袋など
埼玉の中心部と東京の新宿や渋谷などの都心部を結ぶ、ラッシュ時間帯の混雑が厳しい路線
 

■3位:中央線(中野 → 新宿)

混雑率:158%
主要駅:高尾、立川、吉祥寺、新宿、東京など
高尾と東京を結ぶ中央線は、遠距離の乗客も多く、平日の通勤時間帯に混雑する路線
 

通勤定期代の目安はどのくらいか

通勤にかかるコストは、日々の生活に大きな影響を与えます。通勤定期代は、距離や路線によって異なりますが、平均的な定期代の目安を見てみましょう。
 
例えば、山手線を利用する場合、7~10キロ区間の1ヶ月定期代は5620円です。ただし、JR東日本にはオフピーク定期券があるため、同区間の定期料金は4750円まで値段が下がります。
 
定期代は、生活においての重要な出費の一部です。購入前に定期料金表を確認し、通勤路線や駅を変更することで定期代が安くなるのであれば、それも選択肢の一つです。
 

同じ定期代ならラッシュを避けて余裕を持った通勤がお勧め

通勤定期代を支払うなら、できるだけ快適に通勤したいと考えるのは当然です。もし、時差通勤が可能であれば、混雑を避けて余裕を持った通勤をお勧めします。
 
例えば、出勤時間を少し遅らせたり、帰宅時間を早めたりすることで、混雑を避けることができます。最近では、早朝や深夜の時間帯に通勤する人も増えており、これらの時間帯では比較的空いている電車に乗ることができるため、余裕を持って通勤することが可能です。
 
また、通勤時間帯を避けるだけでなく、健康面にも配慮することが大切です。過度な混雑はストレスの原因にもなり得るので、体調不良を引き起こすこともあります。余裕を持った通勤で、心身の健康を守りながら生活していきましょう。
 

出典

国土交通省 三大都市圏の平均混雑率が増加~都市鉄道の混雑率調査結果を公表(令和5年度実績)~
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本) アリかも!? オフピーク定期券
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

【PR】
夫の家事への不安に関するアンケート
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集