飛行機の預け荷物を「1kg」オーバーし、追加料金「5000円」を取られてしまった!たった1kgだけでもダメなの?手荷物を軽くする裏技も紹介
配信日: 2025.04.10

本記事では、飛行機の預け入れ荷物が1キログラム多いだけでも厳しくチェックされる理由や、荷物を軽くする裏技を紹介します。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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超過料金のシステム
飛行機に預ける荷物が規定の重さをオーバーしてしまうと、超過料金が発生します。
超過料金が発生する条件は、各航空会社や国内線・国際線など、利用する路線によって異なります。例えば、大手航空会社の日本航空株式会社(以下JAL)と全日本空輸株式会社(以下ANA)は、無料で預けられる手荷物は20キログラムまでと定めています。
ただし、LCCなどの格安航空会社を利用する場合は、大手の航空会社と比べてルールが厳しく、手荷物を預ける場合は有料オプションを設定しているケースがほとんどです。
たった1キロでも重量オーバーをしてはいけない理由
たった1キログラムであれば、重量オーバーしても問題がないだろうと軽く考えてしまうかもしれませんが、国内の航空会社に限らず、どの航空会社も手荷物の重量については厳しいルールを設けています。
理由は、飛行機の安全性や燃料効率、コスト管理などの観点から、厳密な重量制限を設ける必要があるためです。1キログラム超過しただけでも、一律で高額な追加料金が発生するケースも珍しくありません。
手荷物を預ける際に、多少の重量オーバーであれば交渉できることもありますが、要求を受け入れてもらえるとは限らないため、事前に対策しておくことが重要です。
手荷物を軽くする裏技
ここからは、できるだけ手荷物を軽くするための裏技を紹介します。押さえるべきポイントを理解できれば、余計な出費を防げるでしょう。
機内で着用するもの・持ち込むものを工夫する
預ける手荷物の重さを減らすためには、機内で着用する服装を工夫してください。
例えば、重たいジャケットや厚手のパーカー、スニーカーやブーツなどを持っていきたい場合は、それらを機内で着用することでスーツケースの中身を減らせます。
また、各航空会社のルールに従って、預ける予定の荷物を機内持ち込みの手荷物に移し替えるのもおすすめです。JALでは、国内線・国際線ともに10キログラムまでの荷物を機内に持ち込めます。ただし、持ち込む際の大きさには制限があるため、規定のサイズに収めるように気を付けましょう。
軽量なアイテムを選ぶ
旅行用のアイテムを選ぶ際は、なるべく軽量なものを選んでください。
特に、スーツケースが重たいと預けられる手荷物も限られてしまうため、耐久性の高い軽量タイプのスーツケースがおすすめです。さらに、コンパクトなトラベルポーチや軽量シューズを選ぶことでも重量は減らせるでしょう。
旅行先で使うシャンプーや化粧品などは、大きなボトルで持ち歩くのではなく、詰め替え用のミニボトルに入れ替えて持参するのもいいでしょう。試供品を活用するのもおすすめです。ジッパー付きのポリ袋に入れれば、液体の漏れや容器の割れが生じても被害を最小限に抑えられます。
一緒に旅行する仲間に協力してもらう
友人や家族と一緒に旅行する場合は、荷物の重量を互いに分け合うのも一つの方法です。他の人のスーツケースに余裕があれば、重量オーバーとなった人の荷物を移し入れてもらうことで超過料金を支払わずに済みます。
また、スマートフォンの充電器やドライヤーなど、仲間同士で使えるアイテムを一つに限定すれば、全体の荷物を減らすことにもつながるでしょう。
手荷物を軽くする裏技を活用して追加料金を徴収されないようにしましょう
飛行機の手荷物や預け荷物の重量制限は、たった1キログラムオーバーしただけでも、高額な追加料金が発生するおそれがあるので注意が必要です。しかし事前に対策や準備をしておけば、荷物の重量オーバーは防げるでしょう。
本記事で紹介した手荷物を軽くする裏技を活用し、手荷物の重量を大幅に減らして快適な旅行を楽しんでください。
出典
日本航空株式会社(JAL) 超過手荷物料金のご案内
日本航空株式会社(JAL) 機内持ち込みお手荷物
全日本空輸株式会社(ANA) 空港でお預かり可能な重さやサイズ、個数について
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー