最寄りの「駅ナカ」のパン屋が好きで、よく利用しています。でも、パン屋だけを利用したい日でも、駅の改札を通るとお金がかかるのでしょうか?

配信日: 2025.04.11

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最寄りの「駅ナカ」のパン屋が好きで、よく利用しています。でも、パン屋だけを利用したい日でも、駅の改札を通るとお金がかかるのでしょうか?
改札内にある駅ナカ商業施設には、便利でおいしいパン屋やカフェがたくさんあります。早朝から営業している店舗もあり、通勤・通学の途中に立ち寄ることで、ちょっとした幸せを感じられるという方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
 
しかし、「駅の改札を通るとお金がかかるのでは?」という心配が出てくるかもしれません。改札を通らずに駅ナカのパン屋だけを利用したい場合は、どのようにすればよいのでしょうか。
 
今回はその疑問について、改札通過の条件や注意点を交えて解説します。なお、本記事では、駅ナカ=改札内と定義し、定期券は所持していない前提で話を進めます。
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駅ナカには魅力的なパン屋が多い

駅ナカのパン屋は、その便利さや手軽さから多くの人々に利用されています。
 
例えば、JR東京駅構内には、改札外を含め通勤・通学の途中で気軽に寄れるパン屋が多くあります。朝早くから営業しているパン屋も複数あり、どの店も種類豊富にパンを提供しているので朝食や昼食、おやつに適しているといえるでしょう。
 
しかし問題は、駅ナカのパン屋だけを利用したいときに改札を通らなければならないことです。
 
「改札を通るなら、パン屋だけではなく電車を利用する必要があるのでは?」と考える方もいるでしょう。実際、駅ナカの店舗の多くは駅の構内に設置されているため、基本的には改札を通らなければ利用できません。
 
では、駅ナカで営業するパン屋だけを利用する方法はあるのでしょうか?
 

駅ナカに入るためには

そもそも駅ナカに入るためには、原則、改札を通過する必要があります。これは、駅ナカ施設が改札内で営業しているためです。
 
ただし、一部の駅では近年、改札外から直接アクセスできる駅ナカ店舗も増えています。例えば、駅ナカ施設の一部が「改札内の商品棚」と「改札外の商品棚」に分かれていたり、改札外から行き来できる通路や区域が設けられていたりしている店舗です。当然ですがこのような場所では、改札を通過せずに駅ナカの店舗を利用できます。
 

パン屋だけを利用するには改札を通るしかない?

改札内にしか店舗がないケースでは、改札を通過しなければ利用できないため、SuicaやPASMOといった交通系ICカードや、入場券を含めた乗車券類などが必要です。ただし、入場券を購入して駅ナカに入った場合は、電車には乗れません。電車に乗る際には、別途乗車券を購入する必要があります。
 
一方で、改札を通らずに駅ナカのパン屋にアクセスできるのは、すでにご紹介したように、駅ナカ店舗が駅の改札外に近く、改札外のエリアに出入りできる通路や窓口が設けられている場合に限られます。このようなケースでは、改札を通らず駅ナカの店舗を利用できるので、入場料を支払うことなく商品を購入できます。
 

駅ナカの入場料はいくらかかるのか

では、駅ナカに入るための入場料は、いくら支払う必要があるのでしょうか。
 
例えば、JR東日本エリアで交通系ICカードを使った場合、入場料は大人150円、小人70円で2時間以内、駅ナカ施設を利用できます。2時間を過ぎるたびに同額が出場時に加算されます。
 

駅ナカのパン屋を利用するには原則入場料が必要

駅ナカのパン屋を利用したい場合、原則入場料が必要です。駅によっては改札を通らずに利用できる駅ナカの施設もありますが、現状、そういった形態の施設はまだわずかだといわざるを得ません。
 
駅ナカのパン屋を利用する際の注意点としては、入場料を支払う必要があり、かつ、そのまま電車に乗ることはできないこと、入場できる時間の制限が設けられていることなどが挙げられます。大きな駅ナカ施設がある駅の場合は、効率よく回れるようお店の場所などの情報を事前に確認し、パン屋巡りをすることに夢中になり過ぎないように気を付けてください。
 
現地に着いたら、駅ナカのパン屋を利用する前に、気になる点があれば駅員さんに尋ねるのもよいでしょう。
 

出典

東日本旅客鉄道株式会社 JR東日本 IC入場サービス「タッチでエキナカ」の利用
東日本旅客鉄道株式会社 JR東日本 きっぷあれこれ 入場券
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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