月に「診察代+薬代あわせて1万円」かかっています。薬局で「ジェネリックにすれば3割くらい安くなる」とすすめられましたが、本当に“切り替えた方がお得”なんでしょうか?
薬代の比率、先発品にこだわると発生し得る追加負担、そして体に合うかの3点で考えると判断しやすくなります。
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まずは明細を見て、下がるのが薬代だけだと理解する
ジェネリックで差が出やすいのは薬の価格です。診察代や検査代、薬局の調剤基本料などは、先発品かジェネリックかで基本は同じです。
つまり、月1万円のうち薬代がどれくらいを占めるかで節約幅が決まります。たとえば薬代が6000円で3割下がれば1800円程度、薬代が2000円なら600円程度です。ここを最初に把握すると、期待が現実の数字に近づきます。
2024年10月以降は先発品を希望すると追加負担が出る場合がある
最近の重要な変更として、後発医薬品がある先発医薬品、いわゆる長期収載品について、先発品を希望する場合に特別の料金を支払う仕組みが導入されています。
厚生労働省の案内では、先発品と後発品の価格差の4分の1相当を、通常の自己負担とは別に支払うと説明されています。薬剤料以外の費用は変わらないとも示されています。つまり、先発品を選び続けると、これまでより差が出やすくなります。
切り替えは一気にしなくていい。合わないときの逃げ道を残す
ジェネリックは有効成分や効き目の同等性を前提に承認されますが、錠剤の大きさや味、添加物の違いで飲みにくさを感じる人もいます。切り替えで大事なのは、節約と体感のバランスです。
まずは負担の大きい薬から試す、同じ成分でもメーカーを変えてみるなど、調整しながら自分に合う形へ寄せるのが現実的です。もし合わないと感じたら、医師や薬剤師に相談し、元に戻す判断も含めて選ぶと安心です。
まとめ
ジェネリックに切り替えると、下がるのは主に薬代で、診察代は基本変わりません。明細で薬代の比率を確認し、どれくらい下がるかを先に計算すると納得しやすいです。
さらに長期収載品では先発品希望で追加負担が出る場合があるため、今後は切り替えのメリットが見えやすくなります。無理に全部を変えるより、節約効果が大きい部分から試して、体に合う形に落ち着かせるのが損しにくい進め方です。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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