引っ越し当日、妻に「心づけは渡さないと失礼」と言われ“1人分5000円”準備しました。今どきは「渡さないのが普通」だと思っていましたが、合計2万円の出費はツラいです…本当に必要ですか?

配信日: 2026.02.27
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引っ越し当日、妻に「心づけは渡さないと失礼」と言われ“1人分5000円”準備しました。今どきは「渡さないのが普通」だと思っていましたが、合計2万円の出費はツラいです…本当に必要ですか?
転勤や進学などで新生活が始まる春先は、引っ越し費用が高騰しやすい時期です。引っ越し料金は基本料金だけで数十万円かかることもあるなか、「当日の引っ越し作業員への心づけは渡すべきか」という悩みを抱える家庭も少なくありません。1人あたり数千円が相場と聞けば、家計への負担も無視できない金額です。
 
今どきは不要という声もあるなか、引っ越しの心づけは本当に必要なのでしょうか。本記事では、引っ越し当日の心づけの必要性やもしも渡す場合の相場について整理します。
今みなみ

FP2級、秘書検定2級、剣道3段、ビジネス会計検定3級、ビジネス実務法務検定3級

心づけの相場はいくら? 引っ越し業界の最近の傾向

引っ越しの心づけは法的に義務づけられているものではなく、あくまで任意の謝礼です。一般的には「1人あたり1000円~3000円程度」とされることもありますが、明確な業界ルールはありません。作業員が3人なら3000円~9000円、4人なら4000円~1万2000円になる計算です。
 
近年は大手引っ越し会社を中心に「心づけは不要」と案内するケースも増えています。サービス料金には人件費が含まれており、会社側が受け取りを辞退する方針をとっている場合もあります。
 
そのため、「渡さないと失礼」というよりも、会社方針や地域性、個人の考え方による部分が大きいのが実情です。かつては慣習として広く行われていましたが、現在は必須のマナーとは言い切れない状況です。
 

家計への影響と判断基準を具体的に考える

引っ越し費用は、繁忙期には単身でも10万円前後、家族世帯では20万円を超えるケースもあります。日程や距離、荷物量によってはさらに金額が増える場合があり、そこに心づけを加えると、出費は重なります。
 
例えば、家具や家電の買い替え、敷金・礼金が重なると、引っ越し関連費用が合計50万円を超えるケースもあります。こうした状況では、心づけを含めて引っ越し全体の予算をどう考えるかが重要になります。
 
一方で、感謝の気持ちとして飲み物や軽食を用意するなど、現金以外の形で対応する家庭もあります。金額よりも、無理のない範囲で気持ちを示すという考え方もあります。
 
つまり、「渡すか・渡さないか」よりも、自分の家計状況と価値観に合っているかが判断基準になります。また、現金を渡す場合は作業前にまとめて手渡すのか、終了後に渡すのかなども迷いやすい点です。会社によっては受け取りを禁止しているケースもあるため、事前に確認しておくことで気まずさを防ぐことができるでしょう。
 

心づけは義務ではない、家計と気持ちのバランスを

引っ越し当日の心づけは、現在では必須のマナーとは言い切れません。会社によっては不要としている場合もあります。心づけの有無でサービス内容が大きく変わるわけではなく、渡さなくても失礼にあたるとは限りません。
 
引っ越しは数十万円単位の出費が重なるライフイベントです。心づけを含めた総額で家計を見直し、無理のない範囲で判断することが、後悔しない選択につながります。
 
執筆者 : 今みなみ
FP2級、秘書検定2級、剣道3段、ビジネス会計検定3級、ビジネス実務法務検定3級

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