100均の商品は便利ですが、用途によっては他の商品を選んだほうがコスパはいいこともあるのでしょうか? 使い分けの例があれば教えてください。

配信日: 2026.02.28
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100均の商品は便利ですが、用途によっては他の商品を選んだほうがコスパはいいこともあるのでしょうか? 使い分けの例があれば教えてください。
100均は、必要な物をサッとそろえられて本当に便利です。ただし、用途によっては「安いから買ったのに、すぐダメになって結局高くついた」ということも起こります。
 
コスパ(費用対効果)は、値段そのものより「何回使えるか」「失敗したときの痛さが大きいか」で変わります。本記事では、100均が強い場面と他の商品を選んだほうが得な場面を、具体例で整理します。
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100均でコスパがよくなりやすいのは「消耗」と「試し」

コスパは、値段そのものより「何回買うことになるか」で変わります。例えば、500円の物を1年で3回買い替えると合計は1500円です。反対に、買い替えが少なく済めば、合計の出費は小さくなります。
 
100均が向いているのは、使うたびに減ったり傷んだりする「消耗品」です。例えばスポンジ、キッチンペーパー、排水口ネット、ゴミ袋、ジッパー袋、使い捨て手袋などは、そもそも寿命が短いため、高い物を長く使うメリットが出にくい代表です。
 
もう一つは、「試し買い」です。収納ケースや仕切り、ケーブル整理、旅行用の小分けボトルなど、生活に合うか分からない物は、まず100均で試すと失敗コストを小さくできます。合えばそのまま使い続け、合わなければ次はサイズ感が分かった状態で上位品に移れます。
 

100均だと損しやすいのは「耐久」「精度」「安全」

一方、コスパが悪くなりやすいのは、「長く使う前提の物」です。1回の出費は小さくても、短期間で買い替えると「1回あたりの値段」が上がります。
 
また、「精度が大事な物」も注意です。ハサミやピーラー、包丁、計量スプーン、ドライバーなどは、切れ味やかみ合いが弱いと作業時間が増え、ストレスが積み上がります。少しよい物に替えた瞬間に「毎回の小さなイライラ」が消えて、結果的に得だったとなりやすい分野です。
 
さらに、「安全に直結する物」は、値段より基準や使い方が重要です。延長コードや電源タップなどの配線器具は、定格(使ってよい電力の上限)超えや、劣化・ホコリで発熱・発火につながるおそれがあるため、表示を守り、異臭や変色があれば交換が勧められています。
 
電気製品では、法律上「PSEマーク」などの表示が必要な物があり、表示がない製品の販売には制限や罰則もあります。買う側としても、表示がきちんとあるかを見るだけでリスクを下げられます。
 

上手な使い分けの具体例

ここからは、具体的に「どれを100均にして、どれを別の商品にするか」を、身近な場面ごとに見ていきます。買う前に用途を一つだけ確認すると、ムダ買いを減らしつつ、使い心地もよくなるでしょう。
 
キッチン用品の場合、ラップ類・保存袋・使い捨て容器・菜箸・取り箸などは100均が活躍しやすい一方、毎日使うフライパンや包丁、ピーラーは「切れ味が落ちない」「持ち手が疲れにくい」ほうが結局長持ちしやすいです。1年で3回買い替えるなら、最初から1500円の品を1年使うほうが安くなることもあります。
 
掃除用品の場合は、雑巾・ブラシ・メラミンスポンジのような消耗品は100均の商品が向いています。反対に、フローリングワイパー本体や柄つきモップのように動かす部品がある物は、接続がゆるいと作業効率が下がるので、使う頻度が高いほど上位品が有利になります。
 
収納用品の場合は、まず100均でサイズ合わせをして、使い方が固まったら、割れにくいケースや引き出しなどをホームセンターや生活雑貨店の定番商品に切り替える、という段階方式が失敗しにくいです。
 
電気まわりの場合は、USBケーブルや電源タップなどを買うとき、表示(PSEマーク)と定格、そして使い方のほうが重要です。タコ足配線にしない、コードを踏みつけない、差しっぱなし部分のホコリを掃除する、といった基本だけで事故リスクは下げられます。
 

価格ではなく「1回あたり」と「失敗の痛さ」で選ぼう

100均は、「消耗品」「試し買い」「たまにしか使わない物」でコスパがよくなりやすいです。一方で「長く使う物」「精度が要る物」「安全に関わる物」は、安さより“使い心地・耐久・表示と基準”を優先したほうが、結果的に安く済むことが少なくありません。
 
次に買うときは、値札だけでなく「何回使えそうか」「ダメだったとき困るか」を一度だけ考えてみてください。そのひと手間が、ムダ買いを減らして、暮らしの満足度も上げてくれます。価格だけで決めずに、「使用回数」と「失敗したときの困りごと」を基準に選ぶようにしましょう。
 

出典

経済産業省 PSマークの表示
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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