乾電池は100均でまとめ買いしていますが、すぐに切れて何度も交換しています。実際のところ、メーカー品と比べてコスパが悪いでしょうか?

配信日: 2026.02.27
この記事は約 3 分で読めます。
乾電池は100均でまとめ買いしていますが、すぐに切れて何度も交換しています。実際のところ、メーカー品と比べてコスパが悪いでしょうか?
100均の乾電池をまとめ買いしているのに、気づけばすぐ交換…… 安いはずなのに手間もゴミも増えて「逆に損しているのでは?」と感じるでしょう。100均乾電池は、一概に割高とはかぎりませんが、使う機器や使い方によってはメーカー品や充電池のほうが結果的にラクで安くなることがあります。
 
本記事では、テスト結果と使い分けの考え方をもとに家庭での最適解を整理します。
FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

すぐ切れるは本当に電池のせい? まず起きがちな原因を整理

電池がすぐ切れると感じるとき、実は電池そのものよりも「使い方」が原因のことがあります。代表例が、「新しい電池と使いかけ電池を併用する」「種類や銘柄が違う電池を一緒に使ってしまう」といったケースです。
 
容量が小さい電池が先に消耗するため、全体の使用時間が短くなりやすいだけでなく、残量の少ない電池に負担が集中して液もれにつながることもあります。交換のたびに残量の違う電池が混ざりやすい家庭ほど、ここで損をしがちです。
 
また、リモコンや時計のように少しずつ電気を使う機器と、LEDライトやおもちゃのように一気に電気を使う機器では、適した電池が変わります。相性が悪いと「新品なのに早い」と感じやすいので、まずは「どの機器で減りが早いか」を見極めることが近道です。
 

容量テストから見る「100均 vs メーカー品」のコスパ実態

乾電池はパッケージだけでは持ち時間が分かりにくいため、比較は「容量(どれだけ電気をためておけるか)」で考えると整理しやすくなります。ここでは例として、単3アルカリの容量を100円ショップ品が約1400ミリアンペアアワー、メーカーの高性能品が約1700ミリアンペアアワーと仮定してみましょう。
 
単純計算では、100円ショップ品はメーカー品の約8割の容量になります。この差がそのまま持ち時間の差になりやすい機器の場合は、交換回数が増えて「安いのに面倒」と感じやすくなります。一方で、電池の消耗がゆっくりな機器や使用頻度が低い機器では、容量差を体感しにくく、購入単価の安さがそのままメリットになりやすいです。
 
つまり、容量が2割ほど小さい前提でも、価格差がそれ以上なら100円ショップ品が得になる場面はあります。ただし、交換の手間まで含めるとメーカー品が有利になることもあるでしょう。
 

用途によって最適な電池の選び方は変わる

100均かメーカー品かの判断をシンプルにすると、「電池交換が面倒かどうか」と「機器が大電流かどうか」で決まります。
 
まず、テレビのリモコンや壁掛け時計のような小さな電気で動く機器は、そもそも電池に強いパワーを求めにくいので、100均でも困りにくいことが多いです。メーカーの使い分けでも、マンガン乾電池は小電流機器に向くという整理がされています。
 
一方で、子どものおもちゃやLEDライト、頻繁に使うワイヤレス機器など、一気に電気を使うものはアルカリのほうが向いています。
 
このような電気を多く使う機器では、100均アルカリ電池でも問題ない家庭もありますが、ただ交換が多すぎてストレスなら、メーカー品を選ぶほうが満足しやすくなります。メーカー品は、長期保存や液もれ対策なども強みとして打ち出しています。
 
何度も交換している場合、いちばん効果が出やすい方法は充電池(ニッケル水素電池)です。充電池は、電池代そのものより、買い足し・交換・在庫管理の手間が減るメリットが大きいからです。充電池に替える場合は、まず、おもちゃ・マウス・ゲーム機コントローラーなど消費が激しい機器のみから始めると失敗しにくいです。
 

乾電池の買い方を見直してムダを減らそう

100均乾電池は必ずしも、「すぐ切れるから必ず損」とはいええません。容量差があっても、価格差でカバーできることが多いからです。
 
ただし、交換が多いなら損の原因は「品質」より「混用・相性・使い方」に潜んでいることが多いので、まずは同じ種類・同じ銘柄でそろえて使い、使わない機器は電池を抜くなど基本を押さえるのが効果的です。
 
そのうえで、交換が面倒な機器はメーカー品、消費が激しい機器は充電池、消費が小さい機器は100均でもOK、と分けるとムダが減ります。
 
電池の買い方を「全部100均」か「全部メーカー」かで決めず、機器ごとに最適化すると、出費も手間もきれいに下がっていきます。用途に合わせて電池を選び、ムダな出費と交換の手間を減らしていきましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

  • line
  • hatebu
【PR】 SP_LAND_02
【PR】
FF_お金にまつわる悩み・疑問