自宅で暖房を6時間使うのと、スタバで500円使って暖を取るのでは電気代的にどれくらい差が出ますか? スタバにいるほうがお得になりますか?
本記事では、代表的な暖房の目安を出したうえで、スタバだけでなくドトールやベローチェも含めて、費用の目安を整理します。
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
目次
暖房の電気代は「消費電力×時間×単価」で決まる
暖房の電気代はシンプルで、基本の計算式は「消費電力×使用時間×電気料金単価」です。例えば、消費電力0.6キロワットのハロゲンヒーターを1時間使い、単価が1キロワットアワーあたり31円の場合、「0.6キロワット×1時間×31円=18.6円」になります。
ここで注意したいのは、電気料金単価も暖房器具の消費電力も「固定ではない」ことです。電気料金は、燃料価格などの影響で変動しています。
今回は、あくまで比較用に「単価1キロワットアワーあたり31円」を目安として試算しますが、ご家庭の電気明細で確認した実際の単価に置き換えるとより正確な試算ができます。
6時間使うといくら? 暖房タイプ別の大まかな試算
代表例として、よくある消費電力のイメージで6時間分を計算します。
まず、エアコン暖房です。部屋の広さや外気温、設定温度で変動しますが、例として消費電力0.6キロワットで見積もると、「0.6キロワット×6時間×31円=約112円」です。もちろん、立ち上がりや寒波の日は上がるので、体感としては100円台~数百円の間で動くイメージが近いでしょう。
次に、電気ファンヒーター(セラミックヒーター等)です。消費電力が900~1200ワット(0.9~1.2キロワット)になりやすく、例として1.2キロワットの場合、「1.2キロワット×6時間×31円=約223円」です。
部屋全体を短時間で暖めたいときは便利ですが、つけっぱなしの場合、電気代はエアコンより高めになりやすい点は押さえておきたいところです。
イメージをつかむコツは、「500円で何キロワットアワー分を買えるか」を逆算することです。単価1キロワットアワーあたり31円とすると、500円で使える電力量は「500円÷31円≒約16キロワットアワー」となります。
例えば、消費電力0.6キロワット程度で動く暖房を使う場合、使える時間は「16キロワットアワー÷0.6キロワット≒約27時間」です。
つまり、同じ500円でも、0.6キロワット程度の暖房を6時間使うだけなら電気代は「0.6キロワット×6時間×31円≒約112円」に収まりやすく、電気代だけで比べれば自宅のほうが安くなりやすい、ということになります。
カフェチェーン店で500円滞在と比べると、電気代的にどちらが得?
では、本題の「スタバで500円」と比較するとどうでしょうか。
結論は、電気代だけで比べるなら、多くの家庭で自宅の暖房6時間(だいたい100~200円台のことが多い)<カフェ500円になりやすいです。
スタバのブリュードコーヒーは税込み394円~とされており、サイズを上げると400円台、500円前後になることもあります。こうした価格帯を「1杯+滞在」の目安とすると、電気代との比較がしやすくなります。
なお、スタバは2025年2月15日から一部店舗で立地別価格も導入されており、店舗によって価格が異なる場合がある点には注意が必要です。
一方、他チェーンはどうでしょうか。ドトールのブレンドコーヒーはS 280円、M 330円、L 380円(税込み)とメニューで示されています。ベローチェのブレンドコーヒーはR 330~380円、L 390~440円(店舗で幅あり)と案内されています。
つまり、「ドリンク1杯だけで暖を取る」なら、スタバ500円より安く済む場面もありますが、それでも自宅暖房6時間の電気代(目安100~200円台)と比べると、電気代的にはカフェが上回りやすいです。
ただし、ここで「カフェのほうが損」と言い切るのも早いです。カフェには暖房費だけでなく、席・照明・空間・Wi-Fi・作業環境、場合によっては移動中の時間の有効活用といった“付加価値”があります。
逆に、自宅は1人でも複数人でも同じ暖房で部屋を暖められるので、家族で過ごすほどコスパが上がりやすい、という強みがあります。
電気代だけで比べず、自宅とカフェを上手に使い分けよう
電気代だけで比べると、暖房6時間は多くの場合100~200円台の目安に収まりやすく、スタバで500円使うより安くなるケースが多く、特にエアコン暖房は条件次第で有利になりやすいです。
一方で、ドトールやベローチェのように300円台でコーヒーを買える店もあり、外出ついでの“暖かい場所代”としては選択肢になります。
したがって、結論としては「電気代の損得だけで決めるなら自宅」「作業環境や気分転換まで含めて考えるならカフェも十分アリ」です。寒い日は、家では暖房+ひざ掛け等で使用量を抑え、外では必要な時間だけカフェを上手に使う、という組み合わせがいちばんムリなくお得になりやすいでしょう。
出典
スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社
スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社 - 2025年2月15日(土)からの商品価格の取り組みについて - 全国の約3割の店舗で「立地別価格」導入 一方、全店一律でソイミルク(豆乳)変更を無料化し、ドリップ コーヒー2杯目の提供価格などは現行価格を維持
株式会社ドトールコーヒー
C-United株式会社 CAFFE VELOCE
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
