小学6年生で「卒業祝いにUSJ」へ行く息子。ママ友に「大人料金8900円ね」と言われましたが、中学入学前なら“子供料金”でいいですよね?「差額3200円」のために訂正するのはケチくさいですか?
USJの大人料金と子ども料金の差が3200円以上あることを知っていても、「ケチくさいと思われたくない」と、なかなか言い出せないのが本音ではないでしょうか。小学生から中学生になるタイミングは、子ども料金と大人料金が切り替わる時期です。そのため、どちらが正しいのか判断に迷うケースも少なくありません。
結論から言うと、3月中に行くなら子ども料金が正解です。本記事では、USJと電車それぞれの料金区分ルールを分かりやすく解説し、3月と4月に来場するとどれだけ費用が変わるかをシミュレーションします。
FP2級、日商簿記2級、宅地建物取引士、証券外務員1種
銀行にて12年勤務し、法人および富裕層向けのコンサルティング営業に従事。特に相続対策や遊休地の有効活用に関する提案を多数手がけ、資産管理・税務・不動産戦略に精通。銀行で培った知識と経験を活かし、収益最大化やリスク管理を考慮した土地活用のアドバイスを得意とする。
現在は、2社の経理を担当しながら、これまでの経験をもとに複数の金融メディアでお金に関する情報を発信。実践的かつ分かりやすい情報提供を心がけている。
USJの公式ルールでは「4月1日が境目」
USJの公式FAQには、明確に「4月1日を新学年開始日とする」と記載されています。そのため、小学6年生が3月中に来場する場合は小学生料金、4月に来場する場合は大人料金を支払う必要があります。卒業式を終えている、入学式を迎える前、という基準で料金が区切られているわけではないため、注意しましょう。
USJの1デイ・スタジオ・パスの場合、大人料金は8900円~、子ども料金は5700円~で、差額は3200円以上です。同じ春休み期間であっても、来場するタイミングによって負担が大きく変わります。
来場を予定しているのが3月中であれば、子ども料金を主張することはケチくさいわけではなく、当然のことです。
電車も同じ「4月1日」ルール
大人料金と子ども料金について、電車などの公共交通機関も同じルールが適用されています。JR西日本では、12歳以上はおとな料金とされ、小学生はこども料金です。4月から新学年となる日本の学校制度に伴い、USJと同様、4月1日を境に大人料金と子ども料金が区別されます。
例えば、大阪市内~USJ間でよく使われるJRゆめ咲線(大阪~ユニバーサルシティ)の場合、大人料金は片道200円、子ども運賃は大人の半額の100円です。
3月と4月の来場でどれだけ変わる? 料金シミュレーション
では、小学校を卒業した6年生が春休みにUSJへ行くケースで、料金を比較してみましょう。なお、USJでは入場日によって金額が変わるため、分かりやすく3月31日と4月1日に行ったケースで比較します。
・3月31日に行く場合
USJチケット(子ども料金):6800円
電車代(子ども往復):200円(大阪~ユニバーサルシティ往復)
合計:7000円
・4月1日に行く場合
USJチケット(大人料金):1万900円
電車代(大人往復):400円(大阪~ユニバーサルシティ往復)
合計:1万1300円
両者の差額は4300円になることが分かります。
なお、関西2府4県(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県)在住者であれば、「関西NO LIMIT! パス」の対象となり、3月31日で6300円、4月1日であれば中人料金が適用され8900円で入場が可能です。この場合の差額は、チケット代だけで2600円になります。
まとめ
来場日がたった1日異なるだけで、4300円もの差が出ることが分かりました。ママ友への確認は「ケチ」ではなく、正しい情報を共有するための大切なコミュニケーションです。
春休みのおでかけを計画するなら、行く日が3月なのか4月なのかで費用負担が変わることを理解したうえで進めましょう。たった1日の違いが、チケット代だけで4000円以上の差を生む可能性があることを、ぜひ頭に入れておいてください。
出典
合同会社ユー・エス・ジェイ ユニバーサル・スタジオ・ジャパン チケットに関するお困りごと
執筆者 : 竹下ひとみ
FP2級、日商簿記2級、宅地建物取引士、証券外務員1種
