週末は“東京出張”ついでに観光したいけど、新宿のホテル「1万円超」で衝撃…! 数年前は“8000円”くらいでしたが、交通費がかかっても「埼玉・神奈川」辺りに泊まるほうが安いですか?
宿泊費をなるべく抑えたいという人が利用することも多いのが、多摩地域や神奈川・埼玉など、東京都心から少し離れた、宿泊費が安く済むホテルです。
交通費を考えても、都心のホテルに泊まるよりお得なのでしょうか。新宿に泊まる場合と、多摩・神奈川・埼玉に泊まる場合をそれぞれシミュレーションし、比較します。
FP2級、AFP
目次
新宿と立川では、どちらがお得?
2026年4月中の同じ平日で、「東横INN新宿御苑前駅3番出口」と「東横INN立川駅北口」の料金をスタンダードプラン(大人1名、シングル、食事なし、1泊)で比較してみます。(執筆時点のじゃらんで検索)
東横INN新宿御苑前駅3番出口:1万2075円
東横INN立川駅北口:9870円
新宿-立川間の往復の交通費(JR)は966円です(ICカード利用)。
そのため、新宿に泊まる場合のトータル金額は1万2075円、立川に泊まる場合のトータル金額は9870+966=1万836円となり、立川のほうが1239円お得ということが分かります。乗り換えなく、片道40分弱で移動できる点も魅力でしょう。
新宿と横浜・二俣川では、どちらがお得?
今度は、新宿から少し遠い神奈川県内で宿泊した場合を考えます。同じように2026年4月中の同じ平日で、「東横INN新宿御苑前駅3番出口」と「東横INN二俣川駅北口」(横浜市内)の料金を比較してみます。
東横INN新宿御苑前駅3番出口:1万2075円
東横INN二俣川駅北口:8610円
新宿-二俣川間の往復の交通費(小田急線・相鉄本線)は1320円です(ICカード利用)。
そのため、新宿に泊まる場合のトータル金額は1万2075円、二俣川に泊まる場合のトータル金額は8610+1320=9930円となり、二俣川のほうが2145円お得ということが分かります。ただ、片道で1時間ほどかかってしまうのがネックです。
新宿と埼玉・川口では、どちらがお得?
続いて、同じように2026年4月中の同じ平日で、「東横INN新宿御苑前駅3番出口」と「東横INN川口駅前」の料金を比較してみます。
東横INN新宿御苑前駅3番出口:1万2075円
東横INN川口駅前:8925円
新宿-川口間の往復の交通費(JR)は460円です(ICカード利用)。
そのため、新宿に泊まる場合のトータル金額は1万2075円、川口に泊まる場合のトータル金額は8925+460=9385円となり、川口のほうが2690円お得ということが分かります。さらに川口の場合、新宿から20分ほどで着けるのも便利です。
出張時に、私用を組み合わせてもOK?
なお、会社から交通費が経費で出る出張時に、私用を組み合わせることは問題ないのでしょうか。法律上・税務上は、今回のケースのように、出張後に私用を組み合わせることについて基本的に問題はないとされています。
ただ、出張に必要な経費と私用のためにかかった費用は明確に分けましょう。今回でいえば、自宅と出張先(東京)の往復交通費は認められるケースが多いですが、宿泊費や新宿~宿泊地の交通費は認められないでしょう。心配な場合、事前に上司や経理部に相談しておくことをおすすめします。
都心から離れた場所に宿泊する際は、交通費、移動時間も含めたトータルコストで考えよう
今回行った3つのシミュレーションでは、川口のホテルに宿泊するのが自己負担もなく、移動時間も短くて済むという結果になりました。
一般的に都心から離れれば離れるほどホテル代は安くなりますが、その分交通費や移動時間がかかります。宿泊を伴う出張は、慣れない土地で疲れも出やすいです。費用面や体の負担を総合的に考え、宿泊場所を決めましょう。
執筆者 : 中村まほ
FP2級、AFP
