「妹だけズルい!」長女から苦言…去年の結婚式で“50万円援助”しましたが、妹は招待客が多いので「100万円」出しました。規模が違うとはいえ“親として不公平”でしたか?
きょうだいの間で結婚式の規模が大きく異なると、親としては「同じように援助してあげたいけれど、それでは大規模な式をする子の自己負担額が大きくなりそう」と、結婚式費用の援助額を迷うことがあるかもしれません。
どのように考えればよいか、規模別の結婚式費用やご祝儀に関するデータをもとに解説します。
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結婚式費用を援助する親・親族は74.2%
そもそも、結婚式費用を援助する親はどのくらいいるのでしょうか。「ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)」によると、式、披露宴・ウエディングパーティーの費用面で親・親族からの援助が「あった」と答えた人は74.2%にのぼっています。
親や親族からの援助額のうち、式、披露宴・ウエディングパーティーに使った金額の平均は168万6000円で、多くのカップルが親からの100万円以上の援助を活用していることが分かります。
10人から90人未満まで、招待客数は多様
「ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)」によると、結婚式の規模(披露宴・ウエディングパーティーの招待客人数)はさまざまです。その中で、10~90人未満の規模の結婚式を挙げるカップルが多く、それぞれの規模の割合は次の通りです。
・10人未満:4.3%
・10~20人未満:9.5%
・20~30人未満:8.8%
・30~40人未満:9.7%
・40~50人未満:11.1%
・50~60人未満:11.9%
・60~70人未満:14.1%
・70~80人未満:9.6%
・80~90人未満:7.4%
このように、どの規模も一定数いることが分かります。
規模別の費用総額・ご祝儀額は?
続いて、招待客の規模別に費用総額・ご祝儀額をみていきましょう(図表1)。
小規模結婚式で多い10~20人未満の結婚式では、費用総額とご祝儀額の差額が81万円なのに対し、80~90人未満の結婚式では差額が187万円となり、招待客の人数が多いほど自己負担額が増えやすいことが分かります。
自己負担を同じくらいにしたいなら、援助額に差がつくのもやむを得ない
結婚式の規模が違えば、カップルの自己負担額も変わってきます。親として「規模にかかわらず、自己負担を同程度にしてあげたい」と思うなら、小規模な結婚式を挙げる子どもには50万円の援助、大規模な結婚式を挙げる子どもには150万円の援助といったように、援助額に差をつけるのがいいでしょう。
その際には、小規模な結婚式を挙げる子どもに対して、全国の規模別結婚式の費用やご祝儀額を示し、「自己負担を同じくらいにするため」と理由を伝えると納得してもらいやすいのではないでしょうか。
もちろん、「結婚式費用の援助額はどの子どもも同程度にしたい」という考えの人もいるでしょう。その場合は、「結婚式の規模はそれぞれの自由なので、どの子にも一律○円を支援する」と伝えるといいでしょう。
また、小規模な結婚式を挙げる子どもには、新生活準備のための費用を多めに援助するなど、結婚式以外の場面で渡す額を増やすのも手です。おめでたい子どもの結婚。どの子にも心からのお祝いの気持ちを表せるといいですね。
出典
株式会社リクルート ゼクシィ結婚トレンド調査2024
株式会社リクルート ゼクシィ 親族のみ・少人数の結婚式の費用相場・ご祝儀はどのくらい?【人数別】
執筆者 : 中村まほ
FP2級、AFP

